いやー、終わりましたねオルフェンズ。
一期の「すごいのが来たな」という雰囲気と比較すると二期は中だるみ感もあればやっつけとしか思えない箇所もあっていくらかテンションも下がってしまったけれど、それでも全体としては新鮮味があって面白かったと思う。
(一期最終話のようなキャラを殺すべき場面で殺せてないように感じる箇所があったかと思えば一方で在庫一掃セールのような雑としか思えない話数もあったけど、あれはBPOとかスポンサーとかの横槍で思うように物語を動かせなかった結果なんじゃないかなーと邪推)
若者たちが時代に抗い、為す術なく押し流されていく物語だった。
無力に踏みにじられるだけの存在でいたくはないと、ただただまともな居場所を得たいと足掻いてはみても、所詮は世間から見れば社会を乱すならず者集団でしかない。
時流に乗って分不相応な立場を得るも、切り捨て可能な暴力装置として良いよう利用された挙げ句、ガンダムフレームや阿頼耶識システムと共に古き時代の徒花として散っていった。
続きを読む