三月~四月はハイラル王国とジャパリパークの往復生活で忙しかった気がしてたけど、こうして振り返ってみると結構いっぱい観ていた。
そんなわけで完走したアニメについてザーッと感想でも。
魔法少女育成計画
最初こそ「またこれ系か・・・」と思ったものの、「魔法少女に変身する」という行為を匿名化の手段として少年(!)や主婦など様々な立場・境遇の人物を巻き込んでいくというアイディアには新鮮味があった。
本筋はそれぞれの魔法少女が持つ固有能力を使ったバトルであるが、ジョジョやHUNTER×HUNTERのようなじっくり相手の能力を見極める感じというよりは己の一撃必殺の技を隠し持ちながらの刺すか刺されるかの雰囲気はさながらバジリスクのようであり、緊張感があって好みだった。
アメ集めを逆手に取ったり変身前を狙う展開なんかにはかなり引き込まれたものの、終盤は割と単純なバトルロワイヤル展開になってしまったことや、物語の中で主人公はほとんど蚊帳の外だった感じにはちょっと尻すぼみな印象を受けた。
原作はAmazonのあらすじ読む限りではかなり先のある物語らしくちょっと気になる。
ACCA13区監察課
女性向けっぽいしゃらくささが鼻についたものの、13の地方をめぐるっていく中で陰謀が明らかになっていくという物語性とアニメの1クールという尺が非常にマッチしていて、話数を重ねるごとに引き込まれていった。
カオスチャイルド
情報過多な状況に視聴者を叩き込んでいくのはこのシリーズではお馴染みのスタイルではあるが、本作に関しては捻りすぎて何が何だか。
キャラクターにろくに愛着もわかないうちに話が展開していってついていけなかった。
力士シールの都市伝説的な不気味さなんかは好みだったんだが。
アイドル事変
題材的に普通のアイドルアニメを目指したわけではないんだろうけど、シリアスに読み取るようなテーマもなければネタ感も弱く、全体として中途半端な印象。
でも楽曲が妙に耳に残るのはさすがつんくといったところか。
AKIBA’S TRIP
ネタアニメ枠といえばこれ。
ブラック企業に詐欺にクールジャパンと、そこ攻めていきますかという勢いがあって良かった。
幼女戦記
持ち前の知力と悪運がかみ合って、当人は一寸も望んでいないのに戦乱のうねりに巻き込まれていく感じが面白い。
が、それだけに終盤の妙にアグレッシブな感じには違和感があった。
あれは原作からそうなんだろうか?
NEW GAME!
がんばるぞい!でお馴染みのアレ。
萌え4コマものは挫折しがちなんだけど、本作はゲーム会社ネタということで多少は縁もあるせいだろうか、割とサラーっと完走できた。