そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

小説

『小説BLAME! 大地の記憶』感想

小説BLAME! 大地の記憶作者: 冲方丁,弐瓶勉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/05/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 映画版はかなりアレンジの入った作り、前のアンソロジーはスピンオフ的な作品集であったのに対し、本作は…

『BLAME! THE ANTHOLOGY』感想

BLAME!の延々と続く都市構造物を舞台としたアンソロジー小説集。BLAME!という作品は「背景が主役」などと評されたりするが、このアンソロジーでもそれを反映してか全ての作品が本編の登場人物達が直接関わることのない別の場所で展開する物語となっている…

『誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選』感想

誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選 (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-101)作者: 野?まど,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/04/06メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 春から放映のアニメ『正解するカド』に連動した、国内外の“ファーストコ…

『攻殻機動隊小説アンソロジー』感想

先日公開されたハリウッド版の実写映画に合わせて企画された小説短編集を早速読んでみた。 攻殻機動隊小説アンソロジー作者: 円城塔,三雲岳斗,朝霧カフカ,秋田禎信,冲方丁,士郎正宗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/03/28メディア: 単行本この商品を含む…

『BEATLESS』感想

BEATLESS作者: 長谷敏司出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/10/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 78回この商品を含むブログ (44件) を見る 人の知性を超える人工知能の誕生――シンギュラリティが訪れたとき、我々の社…

『伊藤計劃トリビュート2』感想

伊藤計劃トリビュート2 (ハヤカワ文庫JA)作者: 草野原々,ぼくのりりっくのぼうよみ,柴田勝家,黒石迩守,伏見完,小川哲出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/01/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 前からこのトリビュートという企画にはち…

『あなたの人生の物語』感想

「おすすめのSF小説」みたいな話題でよく挙げられているし、 表題作を映画化した『メッセージ(原題はArrival)』が今年5月には日本でも公開されるということで、 これはそろそろチェックしておかねばなるまいと思い読んでみた。 www.message-movie.jp そう…

『機龍警察 自爆条項』感想

パワードスーツ機龍兵を駆る警視庁特捜部を描いた『機龍警察』の2作目。 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 (ハヤカワ・ミステリワールド)作者: 月村了衛出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/05/31メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 特捜…

『横浜駅SF』感想

僕は小中学校時代を横浜市内で過ごしたので横浜駅にもそれなりに思い入れがあったりする。 娯楽の乏しい家庭だったこともあり、 週末ともなれば市営地下鉄に乗って横浜まで出かけていって大して小遣いもないのにハンズや本屋や模型屋やPCパーツ屋なんかに入…

『七胴落とし』感想

人はなにをもって「大人」になるのだろうか。 30代に差し掛かったせいか、あるいは成人式の季節だからだろうか、 ふとそんなことを考える。 義務教育を終える、タバコを吸えるようになる、酒を飲めるようになる、選挙権を得る、就職をする・・・ 様々に社…

最近観たもの読んだもの

気がついたらもう12月ということで。 映画『この世界の片隅に』 この世界の片隅に コミック 全3巻完結セット (アクションコミックス)作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/04/28メディア: コミックこの商品を含むブログを見る 世間じゃ大…

『AIと人類は共存できるか?』感想

ここ2・3年、コンピュータの計算能力の向上もあってディープラーニングなどの機械学習が目覚ましい成果を上げるようになってきた。 Alpha Goが世界でもトップクラスの棋士を破ったニュースが衝撃を持て報じられたことは記憶にも新しい。 (『盤上の夜』の…

小説『ファイト・クラブ』感想

『ファイト・クラブ』といえば映画がカルト的な人気を誇り、 一時はそれをもじったような番組がいくつも作られていた記憶がある。 残念ながら映画の方は観る機会がなくここまで来てしまったのだが、 原作小説が書店で平積みされていたのを見かけたので手にと…

『The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー』感想

齢が三十にも差し掛かってくると、 否が応でも「目先のタスク」よりも先の場所に目を向けなければいけない。 ITエンジニアという職能に即して言えば、 単なる実装だけではなくてその後に控える運用や保守や、 あるいはもっと先の経営においてその仕事にどう…

最近読んだ小説

『順列都市』 順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/10メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 238回この商品を含むブログ (215件) を見る 順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: グ…

最近観たもの読んだもの

漫画『かくしごと 1巻』 かくしごと(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)作者: 久米田康治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/06/17メディア: コミックこの商品を含むブログ (4件) を見る 『絶望先生』からドハマリした久米田康治先生の新作。 ここ十年ぐ…

最近読んだ本

個別に書くほどではないけど、何も残さないのもなんなので。 最近とはいったものの結構前のもあったり。

『屍者たちの帝国』感想

書き下ろし日本SFコレクション NOVA+:屍者たちの帝国 (河出文庫)作者: 大森望出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/10/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る 昨年には映画も公開された『屍者の帝国』のトリビュート作品集。 blue1st.hat…

『翠星のガルガンティア ~遥か、邂逅の大地~』下巻 感想

ついに完結! 翠星のガルガンティア ~遥か、邂逅の天地~ 下作者: 谷村大四郎,村田和也,鳴子ハナハル,(キャラクターデザイン)鳴子ハナハル,(メカニックデザイン)石渡マコト(ニトロプラス),(原作)オケアノス,(協力)「翠星のガルガンティア」製作委員会出版社/…

『マルドゥック・ヴェロシティ』感想

闇へと加速していく物語。 マルドゥック・ヴェロシティ1 新装版作者: 冲方 丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/11/15メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 本作は『マルドゥック・スクランブル』の続編/前日譚。 blue1st.hateblo.jp…

小説『星を継ぐもの』感想

いわばSF考古学ミステリーとでもいうべき小説。 星を継ぐもの (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1980/05/23メディア: 文庫購入: 207人 クリック: 2,160回この商品を含むブログ (478件) を見る 月で発見…

『盤上の夜』感想

Googleの囲碁AIがプロ棋士に勝ったニュースが話題となっている今日この頃。 japanese.engadget.com IBMのディープ・ブルーがチェス世界チャンピオンのカスパロフを破ったニュースに科学の可能性をみてワクワクし、 一方で「将棋では持ち駒などがあるため人間…

小説『機動警察パトレイバー』感想

おそらく出版社側の図らいだと思うのだけど、 Kindle本でたまにシリーズものが合本版という形で販売されていたりする。 Kindleにはシリーズものをまとめて表示する機能が無いため、 このような形でまとめてくれるのはありがたい。 いちおう手動でコレクショ…

『コンクリート・レボルティオ』1期&『超人幻想 神化三六年』感想

アニメの方は二期を控えた物語の途中ということで感想を述べるには些か半端なタイミングな気もしたけれども、 気持ちが霧散してしまうのもなんなので書いてみた。 コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 第1巻 (特装限定版) [Blu-ray]出版社/メーカー: バン…

最近読んだ本『ゼロ・トゥ・ワン』『言葉使い師』『PSYCHO-PASS ASYLUM2』

『ゼロ・トゥ・ワン』 Paypal共同創業者であり投資家のピーター・ティール氏のビジネス書。 ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか作者: ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ,瀧本哲史,関美和出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2014/09/25メデ…

『リスを実装する』感想

短編ということで通勤時間にサクッと読める分量なのだが、その中にもしっかりと円城塔的なエッセンスが含まれていて面白い。 リスを実装する (Kindle Single)作者: 円城塔発売日: 2015/04/26メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る

最近読んだ本『蘇る伊藤計劃』『SFマガジン700 国内篇』『ライチ☆光クラブ』『越天の空 下巻』

蘇る伊藤計劃 蘇る伊藤計劃作者: 伊藤計劃,山形浩生,藤井太洋,中原昌也,佐藤亜紀,多根清史出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2015/09/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る ここのところなにかと持ち上げられがちな伊藤計劃氏についてのムック…

『火星の人』感想

不幸にも火星に取り残されてしまった宇宙飛行士のサバイバルの物語。 火星の人作者: アンディウィアー出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/09/30メディア: Kindle版この商品を含むブログ (10件) を見る 主人公マーク・ワトニーは植物学者でありエンジニア…

『翠星のガルガンティア ~遥か、邂逅の大地~』上巻 感想

個人的に大好きなSFアニメ作品であるところの『翠星のガルガンティア』。 blue1st.hateblo.jp TVアニメとしての二期は残念ながらなくなってしまったが、 小説として発売されたということで早速読んでみた。 翠星のガルガンティア -遥か、邂逅の天地- 上作者:…

『楽園追放2.0 楽園残響 Godspeed You』感想

あまり広く告知されてなかった(?)せいか発売の直前に気づいたのだけど、ちゃんと買えてよかった。 楽園追放 2.0:楽園残響 -Godspeed You-(通常版)出版社/メーカー: ニトロプラス発売日: 2015/09/11メディア: おもちゃ&ホビーこの商品を含むブログ (1件) …

『伊藤計劃トリビュート』感想

「伊藤計劃」の文字を紙面で見かける機会も増え、 来月からは映画が三本連続公開とすっかり一大キャンペーンといった様相の今日この頃。 「わずか数作を出版したのみで早逝」「作品自体が『死』に密接なテーマ性」と作家性自体がドラマチックで否が応でも目…

『know』感想

ライトな語り口ながら「情報と身体性」のサイバーパンク的な想像力に唸らせられるものがあった。 know作者: 野崎まど出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/09/30メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 本作は電子葉というネット接続可能な…

『オービタル・クラウド』感想

僕はやっぱりこの人が描く「テクノロジーの光」が好きなんだなと再認識させられた! オービタル・クラウド作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/02/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る 本作は宇宙テロを題材としたSFスリ…

『ぼくらは都市を愛していた』感想(といえるほど綺麗にはまとまらんかった)

思弁的な作風を得意とする著者ということである意味「警戒」して読み進めていたのだが、 見事に驚かされた。 ぼくらは都市を愛していた (朝日文庫)作者: 神林長平出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/01/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) …

技術書を読む時に便利なブックマーカー

日本版Kindleが開始されて早くも3年目。 小説や漫画なんかはすっかりKindle版があればそっちを優先した買うようになったが、図表の多い技術書なんかは画面サイズの制約もあってまだ紙の方を選択することも多い。 サンプルコードの改行とかが酷いことになっ…

『アッチェレランド』感想、最高にワクワクできるSFだった

アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)作者: チャールズ・ストロス,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/02/25メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 103回この商品を含むブログ (60件) を見る 1999年のヒットソングでは空飛ぶ車を未だ見ぬ未来の象…

最近読んだ本いくつか

『Boy's Surface』 Boy’s Surface (ハヤカワ文庫JA)作者: 円城塔出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (33件) を見る 恥ずかしげもなく正直なところを言えば、僕はこの作品の面白さを完全に…

『ビッグデータ・コネクト』感想

ビッグデータ・コネクト (文春文庫)作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 「ユビキタス」という単語を見かけなくなって久しい今日この頃。 これは多くの国民がスマホという小型コンピ…

『パンツァークラウン フェイセズ』感想

パンツァークラウン フェイセズI (ハヤカワ文庫JA)作者: 吉上亮出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/05/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 『楽園追放 Rewired』にあった前日譚にあたる短編「パンツァークラウン レイヴンズ」を読んで興…

『UNDERGROUND MARKET アービトレーター』感想

他にも読んでる本はあったのだが、読み進める心地良さみたいなものもあり、こっちを先に読み終わってしまった。 UNDERGROUND MARKET アービトレーター作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/03/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ…

『UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース』感想

いかに短い作品とはいえ、通勤時間と昼休みで読み終えてしまったあたり、我ながらこの物語の世界観が相当に気に入っているんだなと実感させられる。 UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/10/25…

『UNDERGROUND MARKET』感想

久々にカッチリした感じのSFが読みたいぜってことで本作を消化。 少ないページ数でサクッと読める分量ながらも、前作同様にガジェットや設定のディティールと展開のテンポの良さに引き込まれた。 UNDER GROUND MARKET作者: Fujii Taiyo出版社/メーカー: 朝日…

『楽園追放 mission.0』感想

本編、ノベライズ、アンソロジー集と追ってきたので、折角だからということで読んでみた。 映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』感想 - そんな今日この頃でして、、、 ノベライズ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』感想 - そんな今日この頃でして…

『翠星のガルガンティア 外伝・少年と巨人』感想

好きなアニメをリストアップするならば、個人的には間違いなく上位に入る『翠星のガルガンティア』。 翠星のガルガンティア 外伝・少年と巨人 (ファミ通文庫)作者: 海法紀光(ニトロプラス),虚淵玄,(カバーイラスト)田代雅子,(挿絵)Production I.G,(キャラク…

『動物農場』感想

オーウェルといえば一般には『1984年』の方が先に挙がりがちだが、あちらは(世界観やガジェットやテーマ性には目を見張るものがあるものの)物語としては正直退屈で読みづらいのに対し、こちらは寓話というフォーマットに落とし込まれていて短く読みやすい…

ノベライズ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』感想

楽園追放―Expelled from Paradise― (ハヤカワ文庫JA)作者: 八杉将司,虚淵玄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/10/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 劇場版は明日から公開。 先に読んでしまうと本編を楽しめなくなるのではないかとい…

「サイバーパンク」と出会おう!『楽園追放 rewired』感想

週末の劇場公開を控え、CMを良く見るようになった劇場アニメ作品『楽園追放』。 個人的には「女性主人公」で「SFアクション」な「劇場公開」「3Dアニメ」というと過去の諸々の残念な作品を連想してしまいどこかネガティブなイメージを持ってしまうが、一方…

歴史を綴るということ、『HHhH プラハ、1942年』感想

特に意識してるわけでもないけど、前に続いてナチス物小説。 『帰っきたヒトラー』感想、「悪」について - そんな今日この頃でして、、、 本作は、ナチの高官ハイドリヒを暗殺する計画"類人猿作戦"の顛末を描いた歴史ノンフィクション小説。 しかしながら、…

『ノックス・マシン』感想。SF的にはちょっと・・・

個人的な注目作『バレットガールズ』の配達をとり逃して、ちょっとやる気がしない今日この頃。 バレットガールズ(初回封入特典:特別衣装セットがダウンロードできるプロダクトコード同梱)出版社/メーカー: D3PUBLISHER発売日: 2014/08/21メディア: Video …

最近読んだ本とか

最近読み終わった『気分はもう戦争』、『越天の空 』上巻、『Self-Reference ENGINE』の感想とか、今見てるロボアニメ『M3』『アルジェヴォルン』『アルドノア・ゼロ』についてとか。 『気分はもう戦争』 気分はもう戦争 (アクション・コミックス)作者: 矢…