そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

神林長平

『七胴落とし』感想

人はなにをもって「大人」になるのだろうか。 30代に差し掛かったせいか、あるいは成人式の季節だからだろうか、 ふとそんなことを考える。 義務教育を終える、タバコを吸えるようになる、酒を飲めるようになる、選挙権を得る、就職をする・・・ 様々に社…

最近読んだ本『ゼロ・トゥ・ワン』『言葉使い師』『PSYCHO-PASS ASYLUM2』

『ゼロ・トゥ・ワン』 Paypal共同創業者であり投資家のピーター・ティール氏のビジネス書。 ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか作者: ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ,瀧本哲史,関美和出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2014/09/25メデ…

『ぼくらは都市を愛していた』感想(といえるほど綺麗にはまとまらんかった)

思弁的な作風を得意とする著者ということである意味「警戒」して読み進めていたのだが、 見事に驚かされた。 ぼくらは都市を愛していた (朝日文庫)作者: 神林長平出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/01/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) …

「サイバーパンク」と出会おう!『楽園追放 rewired』感想

週末の劇場公開を控え、CMを良く見るようになった劇場アニメ作品『楽園追放』。 個人的には「女性主人公」で「SFアクション」な「劇場公開」「3Dアニメ」というと過去の諸々の残念な作品を連想してしまいどこかネガティブなイメージを持ってしまうが、一方…

2013年に読んだSF小説

昨年は何かとSFジャンルの小説を読む機会が多かったので、折角なのでまとめてみた。 『一九八四年』 一昨年末あたりに『1Q84』読んだり、なにかとタイトルを見かける機会があったので興味があって読んでみた。 一九八四年 ハヤカワepi文庫作者: ジョージ・…

『言壺』感想

「言葉が思考を規定する」という発想を最初に目にしたのは何の作品だっただろうか。 一見すると、思考するから言葉になるのではないかとも思う。 しかし、そのような思索自体も脳内では言語によって行われている。 こと「意識的な思考」において言語を切り離…