そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

藤井太洋

『AIと人類は共存できるか?』感想

ここ2・3年、コンピュータの計算能力の向上もあってディープラーニングなどの機械学習が目覚ましい成果を上げるようになってきた。 Alpha Goが世界でもトップクラスの棋士を破ったニュースが衝撃を持て報じられたことは記憶にも新しい。 (『盤上の夜』の…

『屍者たちの帝国』感想

書き下ろし日本SFコレクション NOVA+:屍者たちの帝国 (河出文庫)作者: 大森望出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/10/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る 昨年には映画も公開された『屍者の帝国』のトリビュート作品集。 blue1st.hat…

『伊藤計劃トリビュート』感想

「伊藤計劃」の文字を紙面で見かける機会も増え、 来月からは映画が三本連続公開とすっかり一大キャンペーンといった様相の今日この頃。 「わずか数作を出版したのみで早逝」「作品自体が『死』に密接なテーマ性」と作家性自体がドラマチックで否が応でも目…

『オービタル・クラウド』感想

僕はやっぱりこの人が描く「テクノロジーの光」が好きなんだなと再認識させられた! オービタル・クラウド作者:藤井太洋発売日: 2014/02/21メディア: 単行本 本作は宇宙テロを題材としたSFスリラー。 エンジニア出身ゆえに地に足の着いたITネタを得意とする…

『ビッグデータ・コネクト』感想

ビッグデータ・コネクト (文春文庫)作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見る 「ユビキタス」という単語を見かけなくなって久しい今日この頃。 これは多くの国民がスマホという小型コン…

『UNDERGROUND MARKET アービトレーター』感想

他にも読んでる本はあったのだが、読み進める心地良さみたいなものもあり、こっちを先に読み終わってしまった。 UNDERGROUND MARKET アービトレーター作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/03/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ…

『UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース』感想

いかに短い作品とはいえ、通勤時間と昼休みで読み終えてしまったあたり、我ながらこの物語の世界観が相当に気に入っているんだなと実感させられる。 UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/10/25…

『UNDERGROUND MARKET』感想

久々にカッチリした感じのSFが読みたいぜってことで本作を消化。 少ないページ数でサクッと読める分量ながらも、前作同様にガジェットや設定のディティールと展開のテンポの良さに引き込まれた。 UNDER GROUND MARKET作者: Fujii Taiyo出版社/メーカー: 朝日…

「サイバーパンク」と出会おう!『楽園追放 rewired』感想

週末の劇場公開を控え、CMを良く見るようになった劇場アニメ作品『楽園追放』。 個人的には「女性主人公」で「SFアクション」な「劇場公開」「3Dアニメ」というと過去の諸々の残念な作品を連想してしまいどこかネガティブなイメージを持ってしまうが、一方…

2013年に読んだSF小説

昨年は何かとSFジャンルの小説を読む機会が多かったので、折角なのでまとめてみた。 『一九八四年』 一昨年末あたりに『1Q84』読んだり、なにかとタイトルを見かける機会があったので興味があって読んでみた。 一九八四年 ハヤカワepi文庫作者: ジョージ・…