唐突だけれども、僕は軍事オタクである。
と言っても銃の型番に詳しいとか戦車のプラモを一杯所有しているとかそういう方面じゃなくて、戦争の政治的背景とか戦略・戦術とかの方向で。
↓最近読んだ本。
状況毎の戦術の選択についてクイズ形式で出題されており、考えながら読み進めると面白い。
が、どう好意的に解釈してもビジネス書ではない。
- 作者: 松村劭
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/03
- メディア: 文庫
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そんなわけで好きなゲームといえば、ファイナルファンタジータクティクスとかタクティクスオウガとか、もしくはエイジオブエンパイアシリーズだったりするのだけれども、
一方でHaloやボーダーランズのような自らがドンパチするFPSも好きだったりする。
FPSをプレイしていて「ちゃんと戦略を練ってチーム戦やれたら面白そうだなぁ」なんてことを思うのだが、
それをできるだけの環境を整えるのはなかなか大変だったりする。
で、そんな僕の需要にぴったり合いそうだと思って買ってみたのが「戦場のヴァルキュリア」というゲーム。
今はシリーズが3まで出ているのだけれど、どうも評判を聞く限り初代が良さそうなので今更だけれどもこれを買ってみた。
戦場のヴァルキュリア PLAYSTATION 3 the Best
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: Video Game
- 購入: 11人 クリック: 82回
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このゲームは主人公が小隊長となって戦闘を行うのだけれど、システムがなかなか斬新。
ターン制で自小隊の複数のキャラクターを選択して動かしていくいわゆるタクティクスゲームの形式なのだけれども、キャラクターを選択すると自ら操作して照準を定めて撃つFPSの要素も併せ持っている。
難易度高いFPSみたいにボーっとしているとすぐに死ぬようなハードさは無いけれど、単騎で突出するような無謀な攻め方はできないような設計になっており、戦場を線でコントロールしてかなければいけない感じが面白い。
偵察兵が相対的に機動力高すぎるとか戦闘の評価に損害の概念がなくてオーダー使って偵察兵で無茶攻めした方が得とかの難点はあるけれども、それでもそれなりに頭を使わなければクリアできない感じが丁度良い。
このシステム使って、オーダーみたいな初心者救済を無くしたガチな戦術もの出たら絶対買うんだけどなぁ・・・