2012年を振り返って何か書いてみようと思い立ち、
僕個人にとって最大のトッピックスはやはりこの話題だろうということで書いてみた。
元の職場との落差のせいかスルッと一年(正確には8ヶ月)過ごしてしまったけど、
冷静に考えればこの一年で転職の面接を受ける側もする側も体験した稀有な年だったりする。
また、今の職場環境については割と満足しているけれど、
かといってずっとこの会社でいられるとも思わないわけで、
また転職活動をする際に読み返せる備忘録として面接で感じたことについて記しておこうと思う。
さて、面接をする側になってまず実感するのは、
やはり「面接」で能力を推し量るのには限界があるということ。
書面ベースで十分な武器を持っている人であればその限りではないが、
そうではない場合は採用側にとっては「採用する」という行為はある種の賭けになる。
仮に使い物にならない人を雇ってしまってもおいそれと解雇はできないし、
単純に社内的に面接をした人間としての責任というものがある。
そんなわけで スキルの評価についても当然当人が主張するよりは割り引いて考えるわけで、
相対的に「如何に仕事に臨むか」という個人のスタンスについて重きをおいて見るようになる。
といっても良い年して「社是に共感しました」とか言われてもドン引きなので、
そうじゃなくてもっと具体的な話。
僕の業界の場合「プログラミングへのモチベーションは何か」という話になるのだが、
これはざっくり言って下の2つに分類できる。
1.プログラミングそのものが好き
2.なんらかの成果物を作るための方法として好き
※完全に分離可能だという話ではなくて、あくまでどちらに重きをおいて主張するかという意味で
しかし、面接の場で2のパターンの主張が有効な場合というのは少ないように思う。
当たり前だけど仕事では会社の求めるものを作らなければいけないわけで、
それが個人の趣向と合致しているとは限らない。
就活で集めた情報で合致してそうに見えても実際に社内で求められてるものがそれとは限らないし、
見当違いなことを主張しているとむしろかなりマイナスな印象となってしまう。
「好きなことを仕事にするべきか」という昔からよく聞く話になるが、
「手段として好き」ならぜひ仕事にすべきだし「目的として好き」ならやめておくべきだ、
というのが持論である。
そんなわけで1の回答をしておくのが無難なのだが、
その場合それをアピールできるだけの要素をきちんと用意しておく必要がある。
業務外で個人的に何か勉強しているか、今何に興味を持っているか。
若ければ技術的に拙くとも妥当性ある主張ができれば伸びしろを買ってもらえる。
逆に言えば、30位になったら何がしか客観的にアピールできるものを持ってないと辛い。
面接で「努力したこと」を聞くのは定番だが、
これは「いかに苦労したか」ではなくて「成果を出せる見込み」を見極めたい質問なので、
それを踏まえた回答を用意しておく必要がある。
そんなわけで僕も今年は勉強しながら生きていきたいなと思う新年でしたとさ。
※いまいち上手いまとめどころを見失った(^^;
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ちなみに最近はHerokuに興味がでてきたのでRuby使えるようになりたいなと思ってる昨今。
↓の書籍を参考に学習を始めてみた。
僕はアルゴリズムを考えたりコード書くのは好きだけど環境構築はとんと苦手なので、
WindowsとOS Xでの環境構築についてかなり丁寧に触れてあるのがありがたい。
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とりあえずOS Xでの環境構築までは終わらせたけど、
結構いろいろ揃えるのに時間かかるのなこれ。
あとOS X(とXcodeまわり)はバージョンによってちょっとずつ違う部分があるのが辛い。
OSバージョンアップするとXcodeのCommandLine Toolsって入れなおしなのね。