実験用のLinux環境が欲しいなーなんて思っていた今日この頃。
しかし昔から使ってるWindowsデスクトップは最近調子悪いし、メインで使ってるMacBook Airはあまり変に環境いじりたくない。
余ってる部品を使ってもう一台PCを組もうかと思ったけれど、型落ちの部品に合うものを探すのは骨が折れるし、学生の時ならいざ知らず今はそこまでハードウェアいじりをする気力も体力もない。
そんなわけでAmazonを探していた所、割と手頃な価格帯でSOHO向けのサーバが手に入るのことに気づき、実験サーバ以外にもNASとかその他諸々の使い道を考えてサーバを買ってみることにした。
今回はそこまで拡張性は要らないで、省スペースなのと省電力なことからHP ProLiant MicroServer N54Lを購入してみた。
HP ProLiant MicroServer データー保存に 500GB マイクロサーバー N54L PROLIANT-500
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サイズ感は縦横奥行きがそれぞれスプレー缶の高さよりちょっと大きい程度。
起動後のファン音も十分小さい。
そしてこの小さな筐体にHDD4台+光学ドライブ1台まで収納可能。
NASとしての運用を考えるとこの収納力とアクセスのしやすさは有難い。
これでお値段は2万円を切る。
変に余り物を活かそうとすると多分それ以上かかるし、半端な構成で組んでしまうと後々換えの部品が手に入らなくて困る。
そのあたりを考慮すると、ちゃんとした構成のサーバでこの値段は非常にリーズナブルな気がする。
さて、サーバいじりでもう一個面倒なのがディスプレイやキーボードなどの接続。
環境整備したあとで常時起動しておくのであれば、その時だけメインのデスクトップのものを付け替えるのもありなのだが、今回はそこまできっちり運用する感じではないので、ある程度サーバ機そのものを操作したい欲求はある。
たまに操作するということならディスプレイ切替器などを使うのも手なのだが、配線が煩わしくなる。
その点、このMicroServerにはリモートアクセスカードというものが用意されている。
ヒューレット・パッカード Micro Server Remote Access Card 615095-B21 ProLiantMicroServer用 リモートアクセスカード
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これをサーバに組み込むと、サーバとは別にリモートアクセスカードが起動しておくことで、ネットワーク越しに起動や終了、BIOSの設定からOSのインストールまで行うことができるようになる。
また、ドライブも外部からマウントしたり直接イメージファイルを使うこともできる。
別段遠くに設置するわけではなくとも、ディスプレイ切替器+キーボード&マウス切替器+外付け光学ドライブと考えれば8000円弱の値段はさほど高くない気がする。
一応の注意点としては、リモート用のLANとサーバ用のLANはまったく別のシステムとして存在するため、ケーブルなりルータの口なりは2つ用意しておく必要があることと、リモートアクセスカードを使うとデフォルトのグラフィックは殺されてしまうこと。
設定マニュアル→http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/micro/pdfs/RAC_201102.pdf
そんなわけで、CentOSで環境作るかーと意気込んだものの、ルータの有線LANのポートが足りなかったので今日の所はOSインストールまでで作業ストップ。
HP ProLiant MicroServer データー保存に 500GB マイクロサーバー N54L PROLIANT-500
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