そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

転◯会議をどう読むか〜消されちまった悲しみに〜

「僕まだペーペーなんで」という決めゼリフが使いづらくなってきて切ない社会人3年目の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ものの資料によっては嘘か真か社会人3年目の4割が転職願望を持っているらしいですが、確かに僕の周囲でもここ一年でそういう話をよく聞くようになった気がします。

そういう話の中でたまーに「転職会◯」のことが話題になるので、今回はそれについて書こうかなーと思います。


転職といえば採る側としてはなんとか貧乏くじを引かないように来る人間の能力を見定めようと必死なわけですが、一方で転職する方も一度目に期待を裏切られた手前、肥溜めに足を踏み入れないようにできるだけ慎重を期したいと思うものです。

ただ、職場との相性というのは実際に働いてみないことには実感できない部分も多く、どうあっても就職というものには博打要素は残ってしまいます。

そんなわけで、僕らしがない労働者としては「転職◯議」みたいな口コミサイトを覗き、なんとか博打要素を減らしてマシなところに行こうと足掻くわけでございます。


かくいう僕も一年半ほど前の転職の時期には熱心に「◯職会議」を覗き、自社の不評に溜飲を下げたり、面談を受けに行く会社の評判を見ていらぬテンションを上下させたりしたわけですが、実際のところ投稿内容をどの程度信頼して良いかは判断の難しいところだったりします。

あれ、転職後の会社の方がスコア低くね?

さて、僕個人の話になりますが、前職はまぁ〜ブラックでした。

ゆとりの異常な転職〜また私は如何にしてPerlおじさんになろうとおもったか:前編 - そんな今日この頃でして、、、

↑の記事では色々な影響を恐れて控えめに表現している部分もあるのですが、今でも百発百中の笑いのタネになる程度には摩訶不思議なIT企業でした。


当時、転職先もあらかた決まったことだしと思い、余ったポイントを使って評価をみてみると・・・あら不思議、そんなに低くない。

なんであれば今の職場の方が数値的にも投稿内容にもよっぽど悪く書かれている。

消されちまった悲しみに

基本的には転職者が書く投稿です。

悪い方へのバイアスがかかっていることは否めません。

しかし、それにしてもあの会社の実態を示すには足りない気がしました。

妙な義憤とポイントほしさと、せめてものストレス発散にと前職については幾らかの投稿をしていました。


そんなこともすっかり忘れ、次の職場に馴染み、また新たな世代が就職活動を初める頃、↓のようなタイトルのメールが届きました。

『【○職会議】重要なお知らせ』

内容はだいたいこんな感じ↓

××××様が当サイトに投稿された情報に対し、
権利者の方から削除を求める問い合わせがありましたため、
××××様のご意見をお伺いしたく、ご連絡いたしました。

お忙しいところ大変恐縮ですが、
下記のURLからご回答いただければ幸いでございます。
◇回答ページ~~~~

回答がない場合は一週間後に自動で削除いたします。

正直ビビりました。

確かに個人に対する誹謗と言えなくもない一文もあったので、リンク先の削除要請を受け入れるかどうかのページでしぶしぶ「はい」を選びました。


しかし僕だって殴られたら反対の頬を差し出せるほどの聖人でもなければマゾヒストでもありません。

なんであれば小学生の頃から根性が曲がっていると嘲られ、元カノにも人間性に難ありと言われた僕なわけで、おとなしく「はいそうですか」とは口が裂けても言えません。

「誹謗中傷」にあたらないように慎重を期して、別の投稿を行いました。

やれやれ一安心。


するとどうでしょう、こんなメールが↓

『【転職○議】重要なお知らせ』

削除し忘れたかな、と思ったけど何か複数件に増殖してます。

おまけに受信日時が新しくなってますねバグですかこれ。


見慣れたリンクをたどり、理由を懇切丁寧に書き添えて「削除拒否」のボタンを押しました。


今度こそ一安心。

と思っていたのですが、しばらくして見に行くとどうでしょう、僕の投稿が消されているではありませんか。


あれ、バグかな?ちゃんと教えてあげなくちゃな、と怒りの問い合わせフォーム送信。

するとしばらくして↓のメール。

『【転○会議】お問い合わせ受付のお知らせ(チケットNo.#××××)』

お問い合わせいただきました件につきまして、以下に回答致します。 
プロバイダ責任制限法に基づき、
企業側には送信防止措置のお手続きをして頂き、
投稿者様に意見照会を頂いた後、
弊社で企業側の申し出に対して、
企業側の権利侵害にあたるかどうかの検証をいたします。
投稿者様から同意しない旨の理由と明らかな証拠提出等があった場合、
削除を見送り、再度企業側に連絡という形になります。
その場合は、法的な手段に基づき検討するという形になります。 
貴重なご意見を投稿して頂き、大変恐縮ではございますが、
上記の件、ご理解頂ければ幸いでございます。 

まあ彼らとて一企業、いらぬ波風を立てたくないのでしょう。

http://jobtalk.jp/info/deleteinformation.html

へー、チュウリツナンダー、スゴイネー

何に注意するか

投稿者の部署

ある程度規模のある会社に勤めた方なら分かる通り、結構部署によって状況は違ってきます。

僕の今の部署も業界平均からすればかなりマシなように思うけど、周辺に関してはとんでもねーなって思う部署だってあるし、あいつら楽しやがってと思う部署もあります。

投稿の温度感に流されずに、内容が自分に適用出来るのかを判断する必要があります。

投稿時期

時間は人を変えますが、企業だって変わります。

景気がいい時期、悪い時期、経営者がクソな時期、首がすげ変わった時期...etc

あまり古い投稿は真に受けない方が良いでしょう。


さらに言えば、明らかに空白の時期がある、設立年数からすると古い時期の投稿が少なすぎる、最近は転職する人いないのかな?等はなにか闇の力が働いているのではないかと思った方が良いでしょう。

投稿内容

企業規模とか年数とかからして投稿少なすぎ:統制ちゃんとしてるんですねー

批判ばかり:ああ、統制する余裕ないんすね


先にも言ったとおり、サイトの趣旨からして悪い評判があつまるのはある意味当然です。

だから、それらのマイナス要素を自分が妥協できるかどうかが重要と思われます。


あからさまに良い評判ばかり:どう考えてもサクラです

「じゃあ、お前は何で辞めたんだよ」って思うような良い評判ばかりが掲載されてる企業は、何か洒落にならない闇を抱えているのではないかと思われます、避けるのが無難だと思われます。


↓このリンクはあくまで参考です。本投稿の内容とは一切関係がありません、悪しからず。

http://jobtalk.jp/company/494_about.html

まとめ

まとめとか言いつつ「いやー、まじ就職とか博打ですね」位しか言えることが無いわけで、皆さん情報リテラシーを鍛えていきましょう。

あ、この話はフィクションです、一応。