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そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

アニメ『惡の華』感想

Nasneの容量もそろそろきつくなってきたしということで録画を消化してみたのだが、 これがなかなかにハマって一気に見てしまった。

僕は『わたモテ』とか『げんしけん』みたいな他人の「痛さ」を娯楽にするタイプの作品てどうも苦手で、 本作も序盤は「しんどいな切ろうかな」という感じだったのだが、 これが後半に入り作品のテーマ性が見えてくるにつれて目を離せなくなっていった!

(ちなみに「痛さ」の話でいうと『ラブやん』ぐらいまでギャグに振り切ってると普通に楽しめるし、 『俺妹』みたいな方向性は好きだったりする。自分でも明確なさじ加減は良く分からない。)


アニメとも実写とも違うロトスコープという手法を用いたことが波紋を広げた本作。

だが、最後まで見てみればなるほど上手い選択だったように思う。

生生しくもあり不気味でもあるその像に、 いつしか記憶の中の学生時代を重ねあわせていた。


天パのうっとおしい山田とか眉毛が特徴的な頭が弱い小島とかに感じる、 「あー・・・いたな、ああいうの」感。

そして、そんな奴らとは違うと心のどこかで見下しながら、 ただただ無為に過ぎていく日々。

居心地の悪い家庭、うんざりするようなクラス、どこまでも退屈で窮屈な町。

自尊心ゆえに罪の意識に苦しみ、自分も他人も受け入られない思春期の葛藤。

そして、そんな日常に辟易し、全てを変えてくれそうな破滅的な女性に惹かれてしまう。

気づけばどこかFLCLエヴァにも通じるテーマ性を感じていた。

(そして、それらが好きな僕としては、当たり前のように本作にもハマっていた)


そんなわけで一体この物語にどう決着がつくのだろうかと思っていたのだが、 最終回でオチを付けてくれなかったのは少し残念に思った。

いや原作的にはもっと先があるのも分かるが、 Bパートのフラッシュバック・フラッシュフォワードでお茶を濁されてしまったのは勿体無く感じた。

1クールという区切りの中で、ある程度1作品として楽しめる形にして欲しかったなという気持ちはある。

果たして二部が放送されることはあるのだろうか。


追記:OP曲ぽちった。

惡の華

惡の華

TVシリーズで使われた4パターンがすべて繋がり1~4番となっている。

4番までそれぞれ変化があって聴いて面白く、それでいて共通するサビに繋がって行く部分に妙に爽快感がある。