昨年は何かとアニメ映画を観る機会があり、そこで予告を何度か見かけてSFっぽいキーワードが気になり観てみた。
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1時間ちょっとという映画としては短い尺ということもあってか、 全体として展開は駆け足な印象。
ただ、それが結果的に良い方に作用したのか、 萌え描写がしつこすぎることもなくダレずに見ることができた。
物語自体は『マトリックス』以降よく見る電子化された人類の話で、 おそらく原作が重視していたであろう開発者家族の思いみたいな部分はあっさりしすぎてギミックとしては上手く作用しておらず、 ありきたりな管理プログラムの暴走ものという印象となってしまった。
世界観にしても説得力に欠けるというか説明そのものを放棄している感じすらあり、 「どこかで見たような話」だからこそ何とか飲み込めたという気もする。
ただ、そういう要素を全てひっくるめて考えれば、 時間内で物語として成立させるために必要な要素だけをつめた上でキャラの可愛らしさを堪能できる、 綺麗にまとまった作品だったともいえるかもしれない。
映画「ガラスの花と壊す世界」テーマソング&挿入歌CD 夢の蕾
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