そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

『デッドプール DEADPOOL』感想

世間じゃ結構好評ということで観てきた。

デッドプール (字幕版)

デッドプール (字幕版)


低予算ということもあってキャストは最低限で特殊能力の演出も控えめながら、 全編にわたってネタが満載・アクションもキレッキレ、 それを巧みな時系列操作で配分して飽きさせない作りとなっている。

アメコミ側のネタは正直あまり押さえられてないところだけど、 映画の方は分かるものも多くて面白かった。

壮絶なる脱出を描いた『127時間』とか

127時間 (字幕版)

127時間 (字幕版)

『Mr. NOBODY』をリスペクトしたと思しき拷問の演出とか

明に暗にネタが随所に挿入されており、「おっ?」と発見する楽しさがある。


デッドプール=ウィルソンは何かにつけてヒーローを名乗ることや正義を標榜することを嫌う。

具体的に何があったのかは劇中では語られないが、 若いころの特殊部隊での経験に起因するようだ。

「公共の正義」の限界を目の当たりにし、 法の外側で「己の自由」を貫く。

片や品行方正な堅物、片やお下劣軽薄とキャラクター性は間逆ながら、 思想的には実のところ『シビルウォー』で描かれるキャプテンと近い存在なのかもしれない。

blue1st.hateblo.jp

こういった物語が人気を博すというところから、そこはかとなく今のアメリカの気分というものが伺える気がする。


お下品ネタ×バイオレンスアクションという組み合せは『キングスマン』を彷彿とさせられた。

キングスマン(字幕版)

キングスマン(字幕版)

(そういえば観たけど感想とか書いてなかったな)

こういうノリがウケるのも分かるは分かるんだけど、 個人的には話が単調でそこまでどヒットという感じではないかも。

とはいえ先にも述べたように低予算ながら100分強の上映時間を観ていても退屈する隙がない巧みな作りとなっており、 何かとコラボレーションの多いマーベル映画にあって他作品への繋がりが薄いことも相まって、 気軽に見られる娯楽映画として非常にオススメしやすい一本なのではないと思う。