前回ノリノリでセッティングしていたBash on Ubuntu on Windows。
だが、実のところ導入に失敗していたようだ。
症状としては
- インストール時に「password updated successfully」で止まってしまう(これは別の更新の再起動のせいで気づかなかった)
- bash起動時に作成したユーザではなくrootでのログインになる
- pingやapt-getなどのネットワーク系のコマンドが軒並み正しく動かない
みたいな感じ。
(インストールは正常に終了しないんだけど、OS再起動後にBashそのものは立ち上がっちゃう状態だったのだ)
当時の僕はとにかくapt-getできないと始まらんということでそっちの線でググッてみたのだけれど、それっぽい情報はなし。
/etc/resolv.conf
を確認してみたけど間違いはないし、firewallに引っかかってる感じもない。
インストールの失敗かと思ってlxrun /uninstall /full
でアンインストールを試みるもどうもつっかかる。
そもそも、インストールでそんなに時間がかかるようなことを言っている記事も見かけないし、やっぱり何かがおかしい。
で、アカウント作り直したりセキュリティソフトの保護機能を一時停止したりしてみたんだけど、効果がみられず半ばあきらめていたのだが、 改めてググったらそれらしい情報を見つけた。
カスペルスキーが干渉するから停止すると良い らしい。
かくいう僕のマシンもまさにカスペルスキーを導入していたわけで、物は試しとタスクバーから右クリックで終了し、再度Bashをインストールしてみたら・・・
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(ライセンス形態が柔軟なんで愛用してるんだけどね・・・)
ちゃんとインストールできた!!
apt-getでnodejsもちゃんと入った!!!
いやぁ、セキュリティソフトかなと疑うまではしたけど、完全に終了までして試してみるべきだった。
さしあたっては使用時にカスペルスキーを落としておく運用になるけど、このへん設定でなんとかできないかは探っていきたいところ。
それはそれとして、Bash on Ubuntu on Windowsの環境自体はlxrun /uninstall /full
、lxrun /install
で気軽に作り直せるのは良いですな。
存分にいじって壊して遊ぶことができる。
学生の頃はPCのスペックも良くなくて仮想化は実用的ではなく、Linuxを使ってみようにもデュアルブートなんかで苦心してたけど、今なら簡単に体験できるんですな。
追記
ちなみにBashを正常インストール後にカスペルスキーを起動してみたところ、やっぱりapt-get等がうまく動作しない。
ファイアウォールとかそれっぽい機能を個別に落としてみてもダメだったので、今のところは根本的に食合せが悪そうな雰囲気だ。
公式でうまいこと対応してくれんもんかな。