そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

『ドクター・ストレンジ』感想

ドクター・ストレンジ:プレリュード (ShoPro Books)

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  • 作者: ウィル・コロナ・ピルグリム,ホルヘ・フォルネス,光岡三ツ子
  • 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ここ数年のマーベル映画は当たり続きだったので結構期待して観に行ったんだけど・・・ ちょっとガッカリだったかなという感じ。


『インセプション』を彷彿とさせられるCG映像は確かに素晴らしい。

魔術により天地が入れ替わり、万華鏡のように建物が変容しながら迫ってくる様は一見の価値はある。

カマ―・タージーでエンシェント・ワンが見せた光景には、 『トレイン・スポッティング』や『Rez Infinite』のようなトリップ感すらあった。

blue1st.hateblo.jp


だが、物語の方に魅力が欠けていたと言わざるをえない。

困難を克服して超人となるプロセスはこの手のヒーロー物にはお決まりなのだが、 本作のそれはどうにもトントン拍子に描きすぎている感じがある。

視聴者的にはサクッとカマー・タージ-にたどり着き、 そう困難なく魔術を修得できてしまったように見えてしまう。

もう少し絶望の淵からの立ち直りの過程を映し、 『少林寺三十六房』ばりの無茶苦茶な修行シーンでもあれば印象も違ったと思うんだが。

少林寺三十六房 [Blu-ray]

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このあたり、アイアンマンやキャプテン・アメリカと比べるとキャラクターの物語としての弱さを感じてしまう。

バトルに関しても、魔術という説明不可能なものを武器とする以上悩ましいところではあるが、 絵的な派手さの割に今ひとつ緊張感を感じられなかった。

(個人的には「何をどの位できて何ができないか」を先に示すのが異能ものの鉄則だと思うのだ)


そんなわけで個人的にはさほどグッと来るもののない作品だったかなーというのが素直な感想になる。

所々に挟まるコミカルなシーンなんかは良かったんだけど、いかんせん本筋の物語にあまり惹かれるものがなかった。