ここまで2つの既製品のレバーレスコントローラーを使ってきたが、いずれもPCB基板にキースイッチを載せてボタン型のキーキャップを被せたタイプのものであった。
これらはキースイッチの交換や改造によってボタンの押し感を変更できるので、僕もより良い操作感を求めて色々と試行錯誤したりもした。
反応速度の理論値的な考え方でいえばボタンは「軽く押せてプレトラベルも総ストロークも短けれ短いほど良い」ということにはなってしまうのだけど、実際には押下距離に遊びが無さすぎると例えば波動拳コマンドの斜め入力なんかが入りづらくなってしまうし、押下圧が軽すぎても押していて気持ちよくない。
そんな中で「ちょうど良い塩梅」を知るためにも「普通のアケコンボタン」の感触を試してみたい気持ちが湧いてきたわけで、一度アケコンを自作してみようと思いたったのだった。
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