大学編入からの4年、気がつけばだいぶ蔵書が溜まってきた昨今。
古本屋に売っても二束三文だし、かといって捨ててしまうのは忍びない。
下手に置いておいても日に焼けてしまうし、見えない所にしまっておくのもスペースの無駄な気がする。
そんなわけで、iPodTouchもあることだし、蔵書を電子化しようと企んでみた。
最近世の中には自炊代行サービスなんてのがあって、手軽に蔵書を電子化できたりするらしい。
BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス - 大和印刷
しかし、人気どころは暫く予約が一杯だし、無名のところは何だか怖い。
しかも法的にグレーらしいし量が増えれば送料かかる、おまけに僕はクレカを持ってないので支払いが面倒だ。
都内ならレンタルスペースを借りるという手もあるが、地方にはそんなものありゃしない。
今後も買った本を電子化していくことを考え、ちょっと大きな初期投資にはなったが自前で自炊設備を整えてみた。
廉価版のドキュメントスキャナのScanSnapS1300と本を分解するためのディスクカッターやカッターマットを買ってみた。(\35000弱)
売り上げランキング: 2335
さっそく自炊してみた。
表紙を剥がし、ディスクカッターに収まる程度の束に分解。
手持ちのカッターを使ったものの意外と苦戦。
切れ味の良い刃の大きめのカッターを買っておいた方が良かったかもしれない。
半分にひらいては切り、それを半分にひらき・・・を繰り返し、およそ40ページぐらいずつにする。
ディスクカッターを使って一枚ずつに。
ScanSnapS1300を使ってPCに読ませる。
紙質にもよりけりだろうけど、大体一回にセットできるのは30枚程度。
そんなわけで、挿してはスキャン抜けが無いかチェックをし・・・を繰り返す。
小さめの筐体で廉価版ということでスキャン速度を心配していたものの、スキャンしながら前のをチェックすれば丁度良い程度の速度。
最後にそれらを一つのファイルに統合すれば完成。
お好みで検索できるようにOCRも。
作業としては15分ぐらい?OCRで+α。
どうやら表紙のテカテカした素材は読めないらしく、どうしても必要なら普通のスキャナで別に読んでやる必要がありそう。
なるほど代行だと別料金になるわけだ。
作業的にはスキャンすることよりも裁断の方に労力がかかることが分かった。
ちゃぶ台にディスクカッターを置いて作業していたせいか腰が痛い…
スペースに余裕があれば、ギロチン型の裁断機を使ったほうが苦労がないかもしれない。値段もそんなに変わらないし。
とりあえず今日はバラしやすそうで画質をシビアに設定しないで済みそうな参考書類を中心に10冊ほど自炊。
今更追記
アマゾン見たらこんなんあった。↓

- 出版社/メーカー: JIC
- メディア: Personal Computers
- 購入: 6人 クリック: 506回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
売り上げランキング: 20513
自炊済みだけど捨てるのは・・・みたいな物にはこれ良いかも。