そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

Kindle PaperWhiteで自炊した書籍を読む

折角Kindleを買ったので自炊した書籍ファイルを読む方法について調べてみた。

 

Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhite

 

1.PDFをそのまま突っ込む

 

僕はScanSnapで書籍を取り込む際は、キーワード検索が有効になるなどの利点を加味してPDFファイルの形で出力するようにしている。

⇛自炊してみた[http://blue1st.hateblo.jp/entry/20110213/1297610920]

 

幸いKindle PaperWhiteでもPDFファイルを直接取り込むごとができる。

 

f:id:blue1st:20121203012153p:plain

 

KindleをPCにケーブルで接続し、Kindle直下のdocumentsにコピーすれば完了。

 

ホーム画面に取り込んだPDFファイルが表示される。

 

f:id:blue1st:20121203012215p:plain

 

 

ただし、PDFで取り込んだ場合は下の画像ようにかなり大きめに余白ができてしまう問題がある。

Kindleのスクリーンキャプチャで取り込んだため画像全体が画面サイズ、赤枠が本来の書籍のサイズ

 

f:id:blue1st:20121203012234p:plain

 

小説であればそれほど大きな問題でもないが、漫画の場合はかなり可読性が悪くなってしまうのが痛い。

 

あと横書き準拠なので右綴じのめくりになってしまうのがちょっと心地悪い。

 

一応PDFを一旦画像ファイルにしてからサイズをKindlePW用に最適化してPDFに戻せばいくらかマシになるらしいが、

割と手順が面倒くさいので今回は未検証。

 

 

 

 

2.画像ファイルにして突っ込む

 

Kidle PaperWhiteは標準では画像ファイルを取り込んでも表示できないが、

直下にimagesフォルダを作成してそこに画像ファイルをコピーすることで画像ファイルを表示することができる。

 

f:id:blue1st:20121203012335p:plain

 

ホーム直下に「画像アイテム」のアイコンが追加される。

 

画像の場合はPDFの時と違い、画面サイズギリギリまで画像を表示してくれる。

 

もしやと思い仮想プリンタを使いPDFを連番のpngファイルとして出力してzipで固めたものを取り込んでみたところ、

無事「画像アイテム」から選択して表示することができた。

 

こちらの方法の場合はPDFの時とは異なり、画面いっぱいに表示してくれる。

 

f:id:blue1st:20121203012347p:plain

 

こちらの方法でもPDFの時と同様に右綴じのめくりで次のページに行くことができる。

 

気持ち悪ければ逆順でソートしてzipに固めれば良いかもしれない。

 

 

この方法の注意点としては、

・画像ファイルに全角文字を使うと正しく読み込めない

・zipを開くタイミングで全ファイルを展開しているのか、PDFに比べて開くのが遅い

・あんまり画像ファイルのサイズが大きいとそのままフリーズする恐れがある

・PDFと違ってKindleでコントラスト調整ができないので、場合によっては画像ファイルの時点で調整が必要

 

 

 

 

 

他の方法としてはフリーソフトなどを用いてmobiファイルに変換するという方法もある。

 

この場合は左右綴じの問題も解消可能だし、なにより他のAmazonから購入した本と同じように扱えるという利点があるが、

僕がまだ使いこなせていないせいなのかPDF同様に余白ができてしまう。

 

こっちについてはもう少し使いこなせるようになってから記事にしたいと思う。

 

 

 

 

というか、このへんの面倒くささを考えるとPDFの自炊本はKindleFireなりiPadなりAndroidタブレットなりに突っ込んだ方が苦労がなくて良い気がする。

そういう用途のためのリーダーアプリは一杯出ているので。

 
Kindle Fire

Kindle Fire

Kindle Fire HD 16GB

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FUJITSU ScanSnap S1500 Acrobat X 標準添付 FI-S1500-A

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カール事務器 ディスクカッター DC-210N

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余談
 
今回の作業で使ったのは大槻ケンヂ著の『新興宗教オモイデ教』。
 
新興宗教オモイデ教 (角川文庫)

新興宗教オモイデ教 (角川文庫)

 
クラスの好きな子がある日学校に来なくなり、
ふと再開したと思ったら変な宗教に勧誘され、
なんと自分にも超能力が芽生え・・・という作品。
 
詳しく書くとネタバレになってしまうので曖昧な書き方になるのだが、
「好きな子が失われてしまった(死別とかじゃなくて本質として)ことの切なさ」とか「力を手に入れたけど何もできない無力感」とかの描写にかなりやられた。