Amazonインスタント・ビデオで『コズモポリス』観たよー

食いもん以外は大体Amazonで買い物している気がするワタクシ。

割と良い立地の物件に住んでるはずなんだけど、買い物系の欲求はネットで満たされてしまうので、元来の出不精も手伝って外出する動機が作れないのなー。

Amazonインスタント・ビデオ

さて、昨年末からAmazonインスタント・ビデオが開始されたんで、早速使ってみた。

ちなみに僕の環境はChrome@Macbook Air、Wimax。

該当の作品を選んで購入。

価格帯は見た限りではiTunesと同じくらい。

再生メニューが現れる。

Silverlightのインストールが必要らしい。

ページに飛ばされ

インストールすると

再生できるようになる。

プラグイン導入て一昔前だったらブラウザか下手したらOSごと再起動が必要だったことを考えると、Chromeの再起動無しでプラグインやらウィジェットやら使えるの凄く捗るし助かる。

ちなみにポップアップウインドウ化や全画面化ももちろん可能。

iTunesやPS Storeはファイルをダウンロードして再生する形だが、こちらは完全にストリーミングで再生するような方式。

この方式だとインフラ面が心配になるところだがそこは天下のAmazon、とくに引っかかることもなく再生できた。

最初の読み込みやシークバー操作では流石に十秒から数十秒待たされはするが、致命的なほどではなかった。

ついでなんでiPadアプリも入れてみたんだが、こちらはKindleアプリライクなUI。

iTunesでのレンタルと違って空き容量を作るために四苦八苦しないで済むのは助かる。

コズモポリス感想

さて、今回レンタルした『コズモポリス』。

Cosmopolis/コズモポリス

ざっくりどんな話かというと28歳の若き富豪が破滅する一日を、ほとんどリムジン内での会話劇で描いた作品である。

はっきり言ってしまうと無闇に長くて小難しい会話の割には単なる「強欲な資本主義の空虚さ批判」 なだけで、面白い面白くないという二択で言えば正直そんなに面白くはない。

ただ、話としては面白くはないのだが、映像表現としては凄く好きだ。

（単純に僕が密室劇がジャンルとして好きだというのもあるが）

全てを手に入れているのにどこまでも満たされない、主人公の白昼夢の中を漂っているような生気の無さ。

外界と断絶された空間としてのリムジン車内の表現、後半の調和が崩れ「非対称」となった主人公の姿など、観るものに強烈な印象を残してくれる。

ちなみに僕の中では

*ノルウェイの森

*トゥモロー・ワールド

*クラウド・アトラス

あたりが「物語としてはともかく、映像表現として好きな作品」という同じ引き出しに入ってる。

ノルウェイの森 [DVD]

トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション [DVD]

クラウド アトラス ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]

その他

まとめサイトで見かけた某まどマギ漫画でネタにされていて気になったので買ってみた。

（追記：コレだ！→ 「ネタバレ要素の無い まどまぎ漫画」/「器械」のイラスト [pixiv] - 魔法少女まどか☆マギカ ）

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たしかにこれは、不思議な感覚で病み付きになる・・・！