そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

Kindle fire HDX にAmazonストアにないアプリを入れてみたよー

Google I/O 2014で新Nexusタブレットの発表は無かったので、直近でKindle買った身としては一安心。

Android wearはガジェットオタクとしては気になるとこだけど、腕時計型デバイスってあまり良いイメージがないので、ちょっとすぐに飛びこうって気にはなれないんだよな。


さて、先週買ったKindle fire HDXの話。

Kindle Fire HDX 7 16GB タブレット

Kindle Fire HDX 7 16GB タブレット

スペックは十分だし、僕のタブレットの主要な用途

  • ウェブ・メールが見れる
  • Twitterできる
  • Kindleの書籍(特に漫画)を読める
  • 自炊した書籍が読める
  • NASのメディアファイルが見れる

あたりは余裕でクリアしているのだけれど、やっぱり本家Google Playのアプリの充実さを鑑みるとちょっとした所で「ああ、アレも無いのか」と残念に思う場面も少なくない。

とはいえKindleも内部的にはAndroidなので、アプリのapkファイルを移植してやればだいたい動かせる。

そんなわけで、Amazonストアにないアプリを移植してみた。

方法について

手順は大雑把には

  1. apkファイルを入手する
  2. 端末に入れて実行する

でインストールできるわけで、それぞれやり方は何通りかある。


1に関してだけでも裏ワザ的なツールGoogle Playから直接apkファイルをダウンロードする方法や非公式のサイトから取ってくる方法などがあるが、この辺りは色々とセキュリティ的に懸念があるため、今回はすでにアプリを使用しているAndroid端末から抽出する方法を用いてみた。

また、2に関してもusbケーブルで転送したりウェブでダウンロードしたりという手もあるが、1の手順がスマホのみで完結するので、折角なのでDropbox経由でのインストールをしてみた。

用意するもの

上で述べたように、今回はAndroid端末とKindleHDX端末のみで作業を行う。

使用したアプリは

Android

Kindle HDX側

  • ES File Explorer(Dropboxアカウントと紐付け済み、Dropboxのファイルが見れれば他のでも良い)

ES File Explorer

ES File Explorer

手順1. apkの抽出(Androidスマホ側)

Android端末(僕の場合はGalaxy Nexus)に「apk抽出」をインストールして起動する。(インストール後の名称が「App Extract」になるのややこしい)

抽出したいアプリを選択し、下の「apk Extraction」ボタンを押すだけ。

f:id:blue1st:20140626063911p:plain

説明によれば「SDカードに出力される」らしいが、SDの無いNexusだとどうやらルート直下(一番上)のディレクトリに置かれるようだ。


ファイルマネージャを起動し、該当のapkファイルを長押し、共有メニューよりDropboxを選択して適当な場所に保存。

f:id:blue1st:20140626063956p:plain

以上でAndroid端末側は終わり。

手順2. KindleHDXへのインストール (KindleHDX側)

予め設定>アプリケーションより、「不明ソースからのアプリ」を許可しておく。

ES File ExplorerにDropboxのアカウント を加えておき、Dropboxを閲覧できるようにしておく。

そしてAndroid端末から追加したファイルを実行する。

f:id:blue1st:20140626064947p:plain

f:id:blue1st:20140626065004p:plain

f:id:blue1st:20140626065020p:plain

普通にイントールできる。


これ、公開フォルダに入れてブラウザからダウンロードって手でも行けそう。

いくつか動かしてみた結果

Google 日本語入力やGoogle Keepは端末の認証が厳しいのかNG。

Chromeに関しても起動するし動かせもしそうだが、肝心のGoogleのアカウントへのログインで落ちるため、動かす旨味が無い。

多分アカウント認証時に端末の情報を見るためだと思うので、 Google系は基本的にダメっぽい。残念。


一方ニコニコの公式アプリやはてなブックマークの公式アプリ、シソーラス類語辞典に関しては、問題なく動きそうな雰囲気。

特にはてブに関してはブラウザのタブ長押しからの共有でもちゃんと使えるので有難い。


個人的に物を書く時に愛用しているDropboxと連携できるMarkdownエディタ「MarkDrop」に関しては、編集内容を破棄時にアプリが終了してしまうが実用上はさほど問題ない。


PlayStationアプリは起動時に蹴られた。

総評

以上のように、特にPCに接続したりせずともアプリを移植することができた。

ことAndroidに関しては端末によって動かないアプリがあるって事自体ザラなので、多少のことはあきらめが付くかなといった所。

Google系を除けば、個人的に使用頻度の高いアプリは動いてくれてるので、まずまず使っていけるかなという気がする。