そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

『俺の屍を越えてゆけ』クリアしたった

世間(のごく一部)じゃ俺屍2の出来について色々話題だけど、2じゃなくて無印のPSP版の方。


僕は根気というものが絶望的に欠けてる人間なのでRPG全般が苦手だったりするのだけれど、これは中々面白かった!

時間さえかければ誰でも敵を倒せる、という感じじゃない、終盤でも緊張感を強いられる雰囲気が良かったのかもしれない。


「人間ダビスタ」と称されるシステムは秀逸だった。

個々のキャラクターは短いスパンで寿命を迎えていくため、ひたすら弱い敵をコツコツ倒してレベルを上げて・・・というプレイングはあまり意味を成さない。

もちろん装備や奉納点による積み上げの視点はあるのだが、交神によって産まれる「次の世代」が必ずしも「今の世代」より強くなるわけではない以上、育ったタイミングを見計らってどんどん歩みを進めていかなければならないのだ。


そして難易度のバランスも絶妙。

最終的にかなりステータスの上限に近いところまで持っていったキャラクターであっても、素ではラスボスに殴り勝てないし、油断するとラストダンジョンでは雑魚にすら殺されかねない。

いわゆる補助魔法にあたる「術」を駆使して敵の強烈な攻撃のダメージを抑え、また有効なターンを見計らって自らの攻撃力を強化して・・・という風に、頭を使って戦わないと特に各ダンジョンのボスには勝てない。


そんな感じで、僕なりにはゲームの面白さにおける継続的要素と瞬発的要素のバランス取りが非常に上手くいっている作品だなという感想をもった。


評判微妙なんで怖いとこだけど、折角なんで2も買ってみた。

独特の絵巻風3Dが面白い。

あと各月の行動がウィザード式に決められるのは「うっかり忘れ」が無くて良いけれど、まだちょと慣れない。