そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

ベルセルクの黄金時代篇が好きな人向けのマンガ

KADOKAWA祭りっちゅうことで前々から気になってたタイトルを色々と買いあさっている今日この頃。


『ベルセルク』は改めて説明するまでもなく有名な中世ファンタジーだが、個人的には魔法や使徒などの登場しない黄金時代篇が好きだったりする。

中世の階級と狂信とが支配する理不尽な社会、禍々しい甲冑と不条理な戦場、そしてその中で力と知略謀略で成り上がろうとする傭兵団。

「蝕」以降の緻密な描写による魔法やクリーチャーデザインも魅力なのは間違いないが、一方でファンタジー要素のない物語をもっと読んでみたいという気持ちも少なからずあった。


そんなわけで折角の安売りの機会なので中世ものを買いあさってみた。

『ホークウッド』

正にベルセルク黄金時代篇のような傭兵団もの。

ホークウッド<ホークウッド> (コミックフラッパー)

ホークウッド<ホークウッド> (コミックフラッパー)

一騎当千的な描写は控えられており、重装騎兵と正面から打ちあえば負けるし、どうしようもなく不利な時には逃走する。

戦場の描写もさることながら、いかに傭兵団を「経営」するかが丁寧に描かれているのが面白い。

『ダンス・マカブル』

狂信と拷問をテーマとした一話完結の短篇集。

ダンス・マカブル 1 ?西洋暗黒小史?<ダンス・マカブル> (コミックフラッパー)

ダンス・マカブル 1 ?西洋暗黒小史?<ダンス・マカブル> (コミックフラッパー)

ジャンヌ・ダルク、カリグラ、キリスト、ジル・ド・レイなどなどが、それはもう結構なグロ描写で鮮やかに描かれる。

『狼の口 ヴォルフスムント』

狼の口 ヴォルフスムント 1巻<狼の口 ヴォルフスムント> (ビームコミックス(ハルタ))

狼の口 ヴォルフスムント 1巻<狼の口 ヴォルフスムント> (ビームコミックス(ハルタ))

その厳しさ故に「狼の口(ヴォルフスムント)」と呼ばれる関所を舞台とした、ハプテスブルグ家の支配体制への反抗の物語。

多少漫画的な描写が鼻に付く部分はあるが、しかしその上でお決まりを裏切っていく展開に驚かされる。


正直なところをいうとTL上でやたら評判の良かった『乙女戦争』を購入したときに、うっかり押し間違えて『ホークウッド』を買ってしまい、「どうせなら」という気分でおすすめを順に買い集めていった流れなのだけれど良い収穫だった。

あまり大売れすることもなければアニメ化されることも少ない地味なジャンルではあるが、史実をググって舞台背景を押さえながら読み進めるとなかなかに面白い。