そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

Kindle Fire HDXでPDFを快適に読むための諸々

なんのかんのでKindle Fire HDXの使用感に馴染んできた今日この頃。

Kindle Fire HDX 7 16GB タブレット(第3世代)

Kindle Fire HDX 7 16GB タブレット(第3世代)

  • 発売日: 2013/11/28
  • メディア: エレクトロニクス

初代Kindle PWも持っているけど、あちらは今にしてみればタップの感度やらページめくりの速度やらでストレスに感じてしまうところもあって、すっかり読書のメイン端末はHDXのほうになっている。

(とはいえPWもジップロックに入れて入浴中の読書に活用している。ジップロック越しだと画面感度がシビアすぎないのがむしろ良い塩梅になる。中型のに横入れすると丁度良く収まる。)

ジップロック フリーザーバッグ 中 54枚入

ジップロック フリーザーバッグ 中 54枚入

  • 発売日: 2008/08/11
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品


さて本題。

昨今、特にIT技術書界隈では電子ファイルを直接ダウンロードさせる形態の販売方式も増えてきた。

(僕が使っているところだと、オライリーや技術評論社なんかがそれ。)

もちろんKindleでもPDFは開けるのだが、ページの進捗保存とかの挙動で色々四苦八苦したのでそのことについてまとめてみた。


PDFファイルをKindleで読もうと思った場合にも色々方法はある。

USBケーブルで接続してデバイスに直接送る

一番直接的な方法がこれ。

Windowsなら普通にエクスプローラで、MacならAndroid File Transferあたりを使ってDocumentsフォルダに放り込むことで端末の「ドキュメント」メニューから閲覧できる。

Android File Transfer for Mac - ダウンロード

が、この方法だとページ進捗なんかは保存してくれないらしく、開く度に1ページ目に戻される。

量のある書籍の場合これは辛い。

あと条件が微妙だが、大きいファイルだと「ドキュメント」メニューからだと開けない?


Cloud Driveにアップする

Cloud Driveに一旦アップロードしてから・・・という手もある。

Amazon Cloud Drive

が、残念ながらこちらもUSB転送同様に、開く度に1ページ目に戻されてしまう。



ちょっとずつ読み進めたい場合、やはりページ進捗の保存は欲しいところ。

サードパーティ製の読書アプリを使用するというのも手だが、折角のKindleなので通常の本と同じ扱いにしたい。

これを実現するにはSend to Kindle機能を使えばよい


一番手軽な方法は

専用アドレスにメールで送信

O'Reillyの半額セールで買った電子書籍をKindleにメール転送してみる - そんな今日この頃でして、、、

だが、これはメーラー側の添付ファイルのサイズ制限が厳しかったりする。

例えば僕の場合はGmailを使っているのだが、残念ながら25MBまでしか送れない。

また、メーラー側の制限がなくてもAmazon側で50MB制限がある。

厚めの技術書や紙面の大きい雑誌には厳しい。

WEB+DB−PRESSなんかは平気で30MBを超えてくるので、別の方法が必要になる。


AndroidのDropboxからの転送

技術評論社なんかは通常のローカルへのダウンロードのほかに、連携したDropboxアカウントへ直接ダウンロードしてくれたりもする。

そんな場合便利なのがこの方法。

DropboxおよびKindleアプリが入ったスマホがあれば、「詳細」→「エクスポート」→「Kindleに送信」で転送できる。

f:id:blue1st:20150307210309p:plain

f:id:blue1st:20150307210321p:plain

f:id:blue1st:20150307210332p:plain

が、残念ながらこちらも50MB制限はちゃんとかかってる模様。

例えば最近だとWEB+DB−PRESSのVol.82なんかがサイズ的にオーバしてしまっている。


PC/Macから直接転送

本家Amazonなら↓みたいなものが用意されている。

Amazon.com: Send to Kindle for PC

Amazon.com: Send to Kindle for Mac

Amazon Musicアプリみたいに本家からダウンロードしちゃうと日本アカウントは認識されないのでは?と心配したが、こちらはどうやら同一アカウントで普通にログインできる模様。

ドラッグアンドドロップでファイルを指定すれば持って行ってくれるので実に楽チン。

f:id:blue1st:20150307210718p:plain

が、こちらももちろん50MB制限がある。


結局のとろこAmazonのサーバ側が制限しちゃってそうなので、Send to Kindleの正規ルートでは無理そうなのだ。


そんなわけで諦めかけていたが、USB接続してDocumentsフォルダを覗いてみて気づいた点があった。

Send to Kindleを使ったPDFファイルは全てファイル名が「[32文字の英数字]_[元のファイル名]_PDOC.pdf」の形になっていたのだ。

これは!ということで

ファイル名をSend to KindleっぽくしてUSB転送

実に雑だが、英数字部分を「X」で作って転送。

f:id:blue1st:20150307210705p:plain

すると!

意図したとおり、ページ進捗の保存ができるようになった!!

ついでに、大サイズのPDFでもちゃんと「ドキュメント」メニューから開けた!!!


まとめ

方法 1ファイルのサイズ制限 ページ進捗 クラウド
Cloud Driveにアップ 2GB以下 x o
メールに添付して送信 メーラー制限or50MB o o
Androidアプリから 50MB o o
PC/Macアプリから 50MB o o
USB接続で転送 いくらでも x(ファイル名を変更して o) x

クラウド上におけないのが残念ではあるがページ進捗保存はマストだと思うので、50MB以上ならファイル名加工でUSB転送というスタイルで運用していこうと思う。