これまでは某国内メーカー――仮に牛さんとでもしましょうか――の11n規格まで対応した無線LANルーターを使っていたのだけれど、 ここのところどうにも調子が良くない。
大きなファイルを転送しているとたまに止まってしまうし、 繋がらなくなって再起動しないといけないということも週に一回はある状態だった。
(実は数ヶ月前にこの問題を老朽化によるものなのではと考えて牛さんの同等製品に買い換えてもみたのだが、状況は改善されなかった)
NASも買ってアグレッシブに家庭内LANを使用することを考えると、 この状況は好ましくないということで、買い替えを検討してみた。
そんなわけで無線LAN界隈について色々と調べてみると、 僕があまりガジェットいじりをしなくなっている間に、 新しい11acという無線規格が出ていたらしい。
理論値上はよくある有線LANよりも速いらしい!(まあ実際にはそこまで出ないだろうけど)
じゃあ11acだということで評判を見てみると、 新しい規格だからなのかどうも機種による当たり外れが多い様子。
その中で評判が良さそうなASUSか、 もしくはNASなんかとお揃いでNetgearのものにしようと思ったのだが、 価格とのバランスを考えASUSのRT-AC1200HPにしてみた。
ASUS Wi-Fi無線ルーター RT-AC1200HP 11ac 867+300Mbps 接続推奨12台/2階建・3LDK ネット接続利用制限機能付【 iPhone X/8/8Plus対応 】
- 出版社/メーカー: Asustek
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
もう少しお金を出してアンテナが多いのを買えば性能も上がるのだが、 どうせ広くない家だし外向きの回線も細いしということで妥協。
モノリスめいた外観にWAN1ポートとLAN4ポート、 外付けHDDやプリンターなんかを繋げられるUSBポートというオーソドックスな構成。
うちの場合は使いドコロはないが、LANポートの1個をWANとして2回線につなげるデュアルWANという機能もあるらしい。
各種設定を行うWebUIも特別迷うような作りではなかった。
さて、実際に使用感なのだが、これが実に期待通りに働いてくれている!
転送速度は大きいファイルをNASに送りながらタスクマネージャーで目視する限りでは、 以前のルータが30Mbpsも出れば良い方だったのが今回のルータでは80Mbgs以上はコンスタントに出ている感じだ。
だが速度以上に嬉しいのが通信の安定性の向上で、多数のファイルの転送でもほとんど途切れること無く通信しきってくれている。
これでNASのファイル整理が捗る!!
そして安定性という話でいうと、買い換えてから2週間ほど経つが未だに再起動を要する事態にはなっていないのはありがたい。
僕の家庭ではゲーム機4台PC2台サーバ1台にタブレット3台それにスマホが2台と、 それなりに接続台数も多い。
今にしておもえば前のルータは通信規格以前に処理能力が足りてなかったのではないかと思ったりもするのだが、 今回のルータはこれらも問題なく繋いでくれている。
いやー、もっと早く買い換えてれば良かったなぁ。