家事を機械にやらせてQoLの向上を図ろうシリーズその2。
前回の食洗機にしろ今回の掃除ロボにしろ、 どちらも無ければ出来ないわけではないし、 一回一回はそれほど大変な作業ではない。
そこに少なからぬ額を払うということは一見すると無駄にも思える。
だが、自動家電への投資=時間を買うことなのだ。
何かと時間が少ない社会人としては検討に値する価値は十分にあると思う。
さて、本題。
掃除ロボは以前から欲しいなーと思っていたジャンル製品。
だが、元祖たるiRobotはなかなかに高額で踏み出せず、 かといって他のメーカの製品も性能や消耗品の交換が不安で手が出せずにいたところ。
そこへ、モバイルバッテリーやUSB充電器の高品質さ&丁寧なユーザーサポートでお馴染みのAnkerが家電に参入、 しかもそのラインナップの中に掃除ロボがあるということで、 思い切って買ってみることにした。
(僕自身モバイルバッテリーや充電器でAnker製品は愛用しているところ。推しメーカーである。)
機能としては最低限の
- 設定した時間に掃除を開始するスケジュール機能
- リモコンによる操作
- 自動で充電器に帰還する機能
がある。
残念ながらルンバは使用したことがないので正確な比較はできないところだが、 それでも同等の機能の製品よりは安価に設定されているようだ。
2週間ほど運用してみた感じでは、概ね期待どおりの働きをしてくれる印象。
ランダムな動作は必ずしも行って欲しいところに行ってくれるわけではないので歯がゆくも感じるが、 なんだかんだでしばらく動かしていればちゃんと行ける箇所には行ってくれる。
メタルラックの下なんかは10cm程度の高ささえあれば入っていってくれるので、 自分で掃除するときは横着してしまうような場所もちゃんとカバーしてくれるのはありがたい。
一方で流石に機体の大きさによって入っていける場所の制約はあるので、 角などにどうしても取り残しが生じてしまう箇所はある。
このあたりは完全さを期待するよりは、 大雑把にはロボに任せてたまに自分でまとめて掃除する感じの運用で良いと思う。
変な箇所にハマらない限りはちゃんと充電器に戻っていってくれる。
僕の物件では部屋と部屋の間に引き戸があり、 片側が1.5cmもう一方が2cm程度の段差となっている。
低い方は乗り越えてくれるのだが、高い方からは戻ってくれないのが悩みどころだったのだが、 これはスロープを導入することで解決できた。
- 出版社/メーカー: デンサン
- メディア: Tools & Hardware
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たまにコードを巻き込んで止まってしまうことがあったので、 このあたりはケーブルボックスを導入してロボ運用に部屋を最適化していきたいところ。
- 出版社/メーカー: イノマタ化学
- メディア: ホーム&キッチン
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僕は横着者なので床にものを置いてしまいがちだったのだが、 この状況を改善していこうという動機付けになる。
特にガジェット好き的にはケーブル類が散乱しがちなのだが、 これは掃除ロボにとっては天敵なので、ちゃんとまとめて行きたいところ。
意図せぬところの恩恵だったのだが、 ある程度床を汚しても大丈夫という安心感が料理をしやすくしてくれること。
野菜くずや粉物などが多少落ちても気にせずに料理を続けられるのは良い。