『僕のヒーローアカデミア』アニメ２期+原作16巻まで感想

　これまた春夏アニメ。

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　１期もそれなりにグッと来るところはあったんだけど、２期は雄英体育祭のド迫力の作画に惹きつけられ、ヒーロー殺しステインあたりでは僕のツボなうだうだヒーロー論が繰り広げられ・・・原作既刊を買い集めてしまう程に気に入ってしまった。

　１期の頃は危険と隣り合わせの世界観とギャグっぽいテンションが噛み合ってないように感じたんだけど、体育祭あたりから馴染んできたように思う。原作だと合宿以降グッとシリアス度が増してきて好みな展開。

　主人公たる緑谷はもちろんのこと、飯田も爆豪も轟も切島も、それぞれがそれぞれなりに理想とするヒーロー像があって、折れたりひねくれたりしつつも目指している感じは実に少年漫画の王道で良いですな。また脇を固める先輩ヒーローも魅力的で、どのキャラクターにも好感を覚えてしまう。

　強いて言えば今のところヴィラン側の「強度」が足りないかなという感じもあるが、そこは今後に期待だろうか。

　また春からTVシリーズやるみたいだし映画化もするらしい。楽しみだ。

僕のヒーローアカデミア 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)