そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

天幕のジャードゥーガル

2026年夏は個人的にも毎週楽しみなアニメが多くて豊作のシーズンだったけど、中でもダークホースだったのが本作。

手塚治虫テイストの絵柄には学習マンガを彷彿とさせられたし、後宮争いというジャンルには正直なところ興味がそそられる対象ではなかった。

それが、評判に推されて観てみると、これほどまでに感情を揺さぶられる作品だったとは!


復讐心を秘めたシタラとドレゲネの決意、己の身すらも犠牲にして理想に突き進むボラクチン、ソルコクタニの逞しさ…

物語の視点上は憎むべき敵であるトルイやオゴタイも魅力ある描かれ方をしており、全ての人物に何かしらの形で思い入れを抱かずにはいられない。


昨今の界隈の猫も杓子も百合にしちまえってノリは軽薄っぽくて好きじゃないんだけど、本作のシタラとドレゲネの言うなれば義の結びつきとかボラクチンとモゲの歳の離れた友人とも親娘ともいえるような関係性とか、そこにはちゃんとリアリティある人の想いの重みが感じられてグッと来た。


そして物語として展開されるのは権力闘争の4文字には集約しきれない情念の戦いなわけで、パッと見の絵柄の柔らかさに反してめちゃめちゃスリリングな展開に毎週目が離せなかった。

きっと続編が作られると思うんだけど実に楽しみ。


情念、といえばOP/EDも雰囲気あって良かったですな。


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『スーパーマン(2025)』感想

評判どおりの良作だった!


これまで幾度となく映画化されてきたスーパーマン。 個人的には『マン・オブ・スティール』の神々しい描写が大好きで、だからこそ今作のポップなノリには不安もあった。

だが、確かにこれまでの作品とは方向性が違いつつも、スーパーマンらしい良さも持ち合わせていたように思う。


本作ではジャスティスギャングの面々のようにスーパーマンの他にも世界の平和を守るヒーローが活動していて、 その仲間のいるスーパーマン像が新鮮だった・・・と鑑賞時のメモで書いてて、自分が無意識に直近のジャスティスリーグ作品を無かったことにしていて我ながら笑ってしまった。

だが実際ジャスティスリーグ作品におけるスーパーマンと他のヒーローの関わり方って、「仲間」というよりは「切り札」というか、完全に舞台装置としての扱いだったと思うんだよね。 良くも悪くもスーパーマンは孤高の存在であり、等身大のヒーローと馴れ合うことができない感じ。

その点で、本作のグリーン・ランタンやミスター・テリフィックとの軽口は交わしつつも互いにリスペクトがある関係性というのは新鮮に映った。 常に意見が合うわけではないけれど、いざとなれば助け合える存在。


そういった関係性を描くためには適切にスーパーマンをピンチに陥れることが必要なんだけど、レックス・ルーサーの凶悪さの描き方も見事。

改めて振り返るとメディアによる人々の不信を煽るという戦略もクリプトナイトによる弱体化もプロット自体は過去作とも共通するが、 それでもよっぽど本作の方が効果的に悪質に使われていた。

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そして、そのピンチを打開したのは仲間との連携であるところに作品の方向性の違いが表れている。


DCの過去作の話でいうと、重厚でダークなノリの作品は雰囲気抜群で良い。一方で、MCUを意識したコミカルなノリは概ね空回りしていた印象がある。 本作は重苦しくなりすぎない明るい雰囲気にはしつつも、かといってヒーローがふざけてるかのような「ほら、ここで笑ってください」的なしつこい演出がなく自然なやり取りの中で消化しているのが良かった。

それらの描写はスーパーマンを親しみやすい存在として描くことに成功しているが、それでいて絶対的な善性や気高さなんかを茶化したりはしない塩梅が絶妙なんですな。

自らの生まれや立ち位置に悩みながら、それでも常に善であろうとする意志。それこそがスーパーマンの尊さなんだよなあ。

また、それと同時に粗野だが根は良い奴なガイ・ガードナー、どこまでも理知的なミスター・テリフィック、血の気の多いホークガール、正義に目覚めたメタモルフォ、そして何よりスーパードッグ・クリプトの全員に好感を覚えることができたのは、今後の作品展開を考えると素晴らしい采配だったと思う。

アニメ「鉄鍋のジャン!」感想

観たいなーと思いつつ加入してる範囲の定額サブスクでは配信されてなそうでションボリしてたら、ちょうどよくYoutubeで期間限定配信されてて一気見してしまった。いやー、超面白かったですね。

未見の方は是非この機会に視聴をお勧めしたい。


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「料理は勝負」を公言して勝つためならどんな卑劣な手段にも手を染める主人公ジャン。彼が繰り出すエキセントリックな戦法が本作のフックであることは間違いない。

だが、グルメ漫画の邪道を行きながらも少年漫画の王道の熱さを持っている。

とことん勝負にこだわる苛烈さの裏には、祖父の生涯を背負っているという思いがある。彼の技術は一方で自身の身を焼く呪いでもあるのだ。

3話まで観ると、このエンディングが実に秀逸で沁みる。


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祖父のほとんど虐待のような教育も、刀削麺の回の描写に見られるように決して無闇なものだったわけではなく、「自分が与えられるのは料理の技術だけ」という思いがあってこそだったのだろうし、だからこそのジャンの崇拝っぷりなのだろう。

ジャンも必勝のために悪辣に振る舞ってはいるが、自身の作る料理そのものには真摯であり、対人的な刺々しさは生い立ち故の不慣れと自身を追い込むための偽悪的な側面も多分にある気がする。

そんな孤独だったジャンに対して、力量は足りないながらも理解し寄り添う小此木と、主義が異なり対立しながらも互いを認め合う五番町霧子というキャラの同士の機微も微笑ましい。


グルメ漫画だと作中のネタやうんちくが時代性で通じなくなってしまうところがあるが、本作ではそれを原作準拠に描きつつもツダケンのナレーションで補足訂正する手段をとっている。

ナレーションそれ自体が一つのネタとして成立する感じは個人的には大好きな映画「立喰師列伝」を連想するところで面白い。


とかく熱量のある作品だったし、2期の制作を期待したい。

TPE枕に買い替えてみた

歳をとるごとに朝起きに肩や腰の不調を感じることが増えてきて、寝具にはある程度コストをかけるべきだなーなんて思ったりする。

特に枕はしっくり来るものに出会えてなくて、長年一般的なものから変わり種まで色々なタイプを試行錯誤していた。


枕はこれまでの傾向でいうと低め・硬めのものが好みだったのだけど、それは僕が暑がり汗っかきで首周りにまとわりつく感じが嫌いだからであって、 体格からすると本質的には高さあるものを選んだ方が良いのかもしれない(合ってないから肩腰に負担が来てるのでは)と思うようになってきた。

その点で最近流行っているTPE素材のものは構造上通気性が良さそうだし、試す価値はあるかもしれないと思い手を出してみた。

買ったのは↓のGood3pのプレジデント。

このタイプのものの中では小慣れた価格帯だし、カバーが2つ付いてくるのが嬉しい。


届いて最初に触って感じたのが想像以上の柔らかさで、誇張なしに水枕に頭を置いたような感覚になった。

で実際に期待通りの通気性の良さで、全然寝苦しさも感じない。

流石に最初の数日は慣れなさもあって寝付きずらさこそ感じたものの、一旦寝てしまえば朝起きた時もしっかり枕の上に頭があるし、(まだ日数は浅いものの)肩や腰の調子が良いような気がする。

これはひょっとすると「正解」を引き当てられたかもしれないという感触がある。

2026年夏時点でのうちのローカルLLM運用

不定期のローカルLLM話。

うちではEvo-X2 128GB(Ryzen AI Max 395+/Strix Halo) にUbuntuを入れてLLMその他のサーバとして運用している。

現在進行形で構成は試行錯誤してるが、落ち着くのを待っているといつまで経っても書けないので、一旦現時点の情報で割り切って書いてみた。

ざっくりトピックを挙げると以下のような感じになる。

  • Denseモデルの30b前後が主戦場に
  • 実用のための高速化手法の模索
  • OpenClaw/Hermes Agentなどのエージェントが実用ラインで使えるように
  • スマートホームデバイスでのアナウンスなどで活用
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小説『君のクイズ』感想

本作は競技クイズを題材としたミステリー。

クイズ競技者の三島玲央は、生放送のクイズ番組の決勝でタレントの本庄絆に不可解な敗北を喫する。

早押しクイズにおいて、本庄は設問が1文字も読まれないうちにボタンを押して正解を言い当てたのだ。

その衝撃的な「0文字押し」は波紋を呼び、世間を巻き込んだヤラセ疑惑となるが、本庄は沈黙を続ける。

三島は競技者としての矜持から調査を進めていく中で、クイズを通じた自身と本庄絆の人生が照らし出されていく。

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久しぶりに熱中できた!「スプラトゥーン レイダース」感想

実は昔、スプラトゥーンをプレイするためだけにWii Uを買ったぐらいにはこのシリーズにはハマっていた。

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だけど、正直に言えば『スプラトゥーン2』の後半あたりから少しずつ飽きがきてしまい、最新作の『3』も惰性で買ってはみたもののほとんど遊んでいないし、ストーリーモードのDLCに至ってはほとんど触れていない……という状態だった。

そんなわけで、操作性とかIPとかは好きだけどゲーム体験としては味変が欲しかったところだったんだけど、今回のスピンオフ『スプラトゥーン レイダース』が来て期待した以上に楽しめた!

既存シリーズのアミーボ特典、一個だけなのはちょっと寂しい


「ハクスラ×ダンジョン」の心地よいプレイ感

本作は、謎に包まれた島でシャケをシバき、オタカラを狩るという、アクション主体のハクスラ(ハックアンドスラッシュ)系。

昨今は猫も杓子もオープンワールドって感じで、ゲームを楽しもうにも多大な時間や集中力を要求されて尻込みしてしまうのが常だった。その点、本作は適度にプレイ時間が限られるステージ性になっているのが社会人としてはありがたかった。

1ステージ長くても15分はかからない

ステージをクリアするごとにドロップするブキやパーツ、徐々に開放されていくガジェット装備枠や悲報パワーによって、だんだん「できること」の幅が広がっていくテンポ感が心地よい。

ハマったゆえにかボリュームとしては控えめにも感じるが、社会人としては丁度一息でできる範囲ではあった。

一応難易度違いの挑戦や無限食堂などのエンドコンテンツも用意されてはいる。

現在はストーリーをクリアし、「辛口」難易度まで攻略。これからも「激辛」や取りこぼしたコンパスなどを拾ったり、マルチプレイに潜る楽しみがある。

無限食堂


「好きな武器でゴリ押し」できる、爽快感を阻害しない難易度

特に印象的だったのが、戦闘のバランス。

例えば『スプラトゥーン3』のサーモンランなどは、敵の弱点を的確に突かないと攻略が難しく、装備の相性によってはかなり厳しい相手もいた。しかし、本作ではそのあたりがかなり緩和されており、割とどんな武器でも(少なくとも通常の難易度では)「ゴリ押し」が可能な調整であるように見えた。

また、舞台となるダンジョンのギミックについても、本編のストーリーモードに比べて複雑なキャラコン(キャラクターコントロール)を要求されていたものがかなり控えめになった印象。おかげで「操作ミスで詰まる」というストレスが少なく、純粋にアクションとしての爽快感を楽しめた。


カスタマイズ要素について

本作の大きな魅力の一つが、「タンクギア」の付け替えによるカスタマイズ。

性能を変化させられるため、いろいろな組み合わせを試す楽しみがあるが、結構「周囲にまとって雑魚を散らす系」「まとわりつかれた際の状況打破系」みたいな感じで用途が被っているものが多く、そこまでプレイ感に変化が感じられなかった。

とはいえ、パーツによって性能をカスタマイズしていけば、それぞれのギアの個性が変化したり際立ってくるのかもしれない。このあたりはストーリークリア後のやり込み要素だと思う。

ものによってはガラッと性質を変えられるパーツもある


今ハマってる構成

せっかくなんで今愛用している構成を一つ紹介。

手数の多いスピナーに遠距離強化・発酵付与・発酵爆発のギアパワーを付与。

発酵スピナー

また、テクニカルタンクで近距離に寄ってくる敵の処理をカバーし、スクリューに浮遊モードパーツを付与。

スクリュー浮遊

空中からの制圧がコンセプト。

気分は攻撃ヘリ


まとめ

最近は正直スプラに飽きていた勢だった自分にとって、本作は良い「味変」になったと思う。

気長に遊べる一本として自信を持っておすすめしたい。