そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

『ユニコーンオーバーロード』感想

「朧村正おもしろ」「ドラゴンズクラウンなかなかええやん」「十三機兵防衛圏めっちゃ良かった」と個人的にヴァニラウェアへの期待値がつり上がってたんだけど、今作も期待に違わぬ傑作だった!

「ちょうどこんな感じのが欲しかった」感あるゲーム性

完全に個人的な話になるんだけど、今のテンション的に「あんまり忙しなく操作を要求されない感じのゲームをやりたいなあ」と思っていたタイミングだったんですよ。

で、元々ジャンルとして好きなんで戦略ゲームかなーとなるんだけど、1プレイの要求時間が長かったりやることが複雑すぎるとそれはそれでダルかったりするわけで、あまり「これだ!」と思うものが無かったんですな。

そんな折にユニコーンオーバーロードの体験版がリリースされたわけなんですが、やってみたらこれがドンピシャだった!

ベースはAge Of EmpireのようなRTS的な「操作対象を選択し、移動経路や攻撃目標を指定する」という感じ。 ただ、1人プレイ用ということもあってか操作タイミングでフィールドは一時停止してくれるし操作単位も先に編成しておいた部隊単位で無制限に生産されるわけでもないので、RTSのように常に気を張って急かされるように操作をする必要は無く、自ユニットが指示に従って進軍するのをのんびり見守ることができる。

一方で敵味方ともリアルタイムで動くのでターン制のもののような手持ち無沙汰の待ち時間が無いし、多くのステージはそれほど広くない+そもそも時間制限が結構短めで設定されているわけで、総合的に見ると戦略ゲームというジャンルでありながらかなり手軽に遊べるゲーム性になっているといえると思う。

全体に「面倒」を取り除いた感じにみえる設計

戦闘以外の面で感じるのは、なるべく面倒を取り除こうという方針だろうか。

機能としてモブ兵士を雇用して理想の部隊を組むことはできるんだけど、順当に話を進めていくと特に難しい加入条件や二者択一なんかも無く必要十分以上にネームドのキャラクターが加入してくる。

ストーリー的には平坦な感は否めないものの、メインディッシュの戦闘以外の部分で悩んだりやり直したりをする必要が無いものにはなっている。

また、大所帯になってくるとどうしてもレベル的に戦力外になってくるキャラクターなんかも出てくるが、割とカジュアルに経験値獲得アイテム等が手に入るのでレベル上げのストレスも少ない。

適度に歯ごたえある難易度

そんな感じに全体にお手軽さを重視した作りにではあるんだけど、じゃあやりごたえが無いかというと難易度Tacticalで進めてみた限りでは全くそんなことはない。

最序盤のコルニア大陸は大体は騎兵部隊でゴリ押せてしまうのだが、そこから次の目的地であるドラケンガルド・エルヘイムに舞台が移ると何も考えずの用兵では制限時間が厳しくなってくる。

行動できる回数が設定されているので特定の部隊だけを突っ込ませると息切れするし、無理やりアイテムで補う運用をしようにも購入数に制限がある。

否が応でもこのあたりで魔法使いや弓兵による支援攻撃や拠点に駐留することにより行動数を消費しない応戦などの効率的な用兵を考えるようになる。

そして、獣人が住まうバストリアスになってくると、これまでのクラス相性とガラッと変わるせいかはたまたレベルアップが足りていないのか、正面を切ってのぶつかり合いがしんどくなってくる。

ここいらでフィールド上の攻撃兵器の活用やトラップ系のアイテムによる敵の進行への妨害が有効さに気付かされる。

行動数の制約からするとユニットはガンガン出撃させたいが、特にレベルが格上の相手などに無理を通すとなるとブレイブスキルに回したくなる。シンプルなブレイブという数値に考えるべき要素を集約させているのが設計として巧みなところだ。

最後面だけちょっと不満かも

そんなわけで概ね良い印象を持っているんだけど、最終面だけはちょっと体験が悪いなと感じた。

ネタバレ防止のために詳細は差し控えるが、これまでのステージは割と戦略と工夫でどうにでもなったのに、最終面のボスの箇所で急にある程度以上の攻撃力が必須な足切り要素が出てくるのだ。

いやもしかすると編成や作戦をカリカリにすれば何とかなるのかもしれないけど、それにしたって最後の最後だけ急に・・・というのはいかがなものだろう。

結局僕は、ボス専用に固めた主人公部隊をこれまでほとんど使わなかったキャンプセットなどの強力なアイテムをモリモリ使ってゴリ押すという形でクリアする形になってしまった。

そんなわけで最後だけちょっとなーとは思ってるんだけど、全体感としてはとても面白いゲームなので、迷っているなら後悔はしないから是非とも遊んでみて欲しい一本だとは思う。

クリア後に追加される難易度ZENOIRAは正にゴリ押し要素だったアイテムの使用制限やデスペナルティがかかるようだ。これも今後チャレンジしてみたい。