そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

レバーレス探訪記 その6 自作コントローラーVer.2-3

前の記事に書いたようにPunkworkshopのminiboxを購入したのだけど、当初はボタンがピーキーすぎてどうにも慣れることができず、結果として自作レバーレスの方を使うことの方が多かったように思う。

blue1st.hateblo.jp

でも一方で親指の増設ボタンは捨てがたかったため、折衷案として考えたのが自作レバーレスの改造だった。

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3Dプリンタによる天板制作

通常であれば既存の天板にホールソーなどで穴を開ける作業に入るところなのだが、Turboostのコントローラを流用した天板は積層のアクリル板になっていてその手の作業をやりづらいし、その他にもジャンプボタンを標準的な30mmΦにしたいし、不安定なスタートボタン等の穴のサイズも変更したいので新調する方向で考えた。

天板で一番手堅いのはアクリル板を使う方法ではある。 最近だと穴あけ加工までネットで発注できてしまうので非常に手軽ではあるんだが・・・これがまあまあお金かかるんですな。 素の板を買ってホールソーとかで自分で加工するという手もあるけど、今度は工具を揃える方で値が張ってしまう。(近場に借りれるホームセンターとかないので)

そんなわけで家には3Dプリンタがあるのでこれを使って天板を作ってみることにした。

3Dプリンタであれば正確な位置に綺麗な穴を設けられるというメリットがある。 だが、出力サイズの限界が25cm×25cmと天板を一枚板で作るには絶妙に足りない。 そこで左右で分割し、中央で重ね合わせるような構造で構築した。

3Dプリンタ印刷による左右分割天板

素材的にも構造的にも強度に不安があったが、実際に組み立ててみると多少たわんだりはするものの、横板代わりのアルミプロファイルにしっかりネジ止めしているお陰で意外と問題なく使用できた。 「製品」としてみるとちょっと安心感に欠けるけど、自分で使う分にはまあ良いかなという感じ。

PWS Switch V2への換装

しばらく使っていて気になってきたのが、遊んでいるとどうにも指が疲れるということだった。 三和ボタンは押し心地は良いのだが、やはり業務用で大人数に使われる前提なためかなかなか押下に力がいる設計になっており、長時間の対戦や練習を行っていると明らかにコマンド精度が下がる感じがあった。

そこで、PWS Switchのうちマイルド調整になっているV2を試してみることにしたのだった。

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PWS V2ボタン

実際に換装してみると、これが狙い通り三和ボタンと近いストローク感を保ちながらも軽めの押下圧なので、全く違和感なく移行することができた。

総評

なんとなくアケコンの天板は一枚板であるべきという固定観念があったのだが、意外と左右分割でもちゃんと固定できている分には問題なさそう。 ボタンも軽くなったお陰で、心置きなく長時間の練習や対戦ができるようになった。

Punkworkshopのminiboxを買っておきながらも、なんだかんだしばらくはこの自作レバーレスがメインの使用コントローラになっていた。