そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

祝 ストリートファイター6 JPでMaster達成!!!

大人気ゲームゆえに上位者もざらにいてストリーマーもほいほい上がってる昨今ではなんぼのもんではありますが、ゲームというものをほとんどやり込まない、ポケモンなんかもストーリークリアまではやるけど図鑑コンプはしないようなタイプの自分がほとんど毎日起動して真面目に取り組んできた結果の一つの到達点として素直に嬉しいわけで、記録に残しておきたいと思うのです。

ここまで熱中できたのは人気ゆえに定期的に大会などでコンテンツが提供され続けているということと、そして何より上達のための道が丁寧に舗装されているからだと思う。

プラチナ停滞時にしばらくカジュアルやバトルハブばっかりやってのが時間配分に現れてる。

キャラ性質の割には豪鬼戦はODトルバラン織り交ぜるようにしてからは割と勝ててるんだよなあ。

一方で世間のレートからすると妙にエドが苦手意識あるのと、相性うんぬんではなくシンプルにレアキャラに対処できてない感じはある。

ベガは順当に困ってる・・・

プラチナあたりだと結構バランスよくSA1~3が傾斜になってた記憶があるんだけど、最近はすっかりSA2頼り。 どんな状況でもあまり撃ち損にならないのが使いやすいですなあ。

ドライブインパクトは返す方はともかくとして、自分が撃つ方であまり活用できてないのは一つの課題かもしれない。

モチベーション:「強くなること」を楽しむ

ゲームとは縁遠い幼少期だったこともあって、はっきり言ってアクションゲームは苦手な部類の人間だったりする。 そんなわけでランクの道中も決して楽では無かったし、自分より後に始めたストリーマーがとんでもない速度で上手くなっていくのを横目でみて歯がゆく思わないわけでもなかった。

ただ、それで挫けなかったのは、「別に"ランクを上げる速度"を競っているわけではない」「最終的な”強さ”と、そこに到達する”道のり”を楽しめばプレイヤーとしては儲けもん」という思考を持てたからだと思う。

そういった心持ちになれたのは梅原さんの著書「勝負論」のAudibleを聞いて、あるいはそこから興味をもってYoutubeの動画をみていて、その時々の勝ち負けにはそこまで重きを置いてはおらず最終的な高みに価値を見出す求道者的な姿勢に感銘を受けた面が大きい。 対戦ゲームではよくガチ勢/エンジョイ勢というような区分をしたりするが、格闘ゲームを最高に「エンジョイする」ための「ガチ」なのだ。

振り返ってみるとゲームに限らず習い事でも趣味でも、「自発的に努力を積み重ねて上達していく」という体験が乏しい人生だったなと感じるわけで、そんな中でこんなに熱中して楽しめるコンテンツに出会えた幸運を嬉しく思う。

「格闘ゲーム」とは何か

例えば5目並べであれば、「先に5目を並べれば勝ち→フリーの3目の並びを作れれば勝ち→その状況に持っていくために相手の行動を強制する4と3が直行する配置を作る」というように、対戦ゲームは理解し上達するに従って解像度が上がっていく。

これが格闘ゲームだと、例えば漠然と「殴り負けた」だったのが「相手の飛びに対応できなかった」になり、その対策に「対空技を出す」とか「自分も飛んで空対空する」とかが出てくるんだけど、更にその先には「飛ばれても対処しやすい間合いを保つ」とか「間合いを保つために置き技を出す」とかいった視点が広がり、戦略のバリエーションが出てくるのだ。

個々の対戦内での相手の癖を掴んだりするという”ミクロ”な意味でも、リプレイを見て自分の弱点を克服していく”マクロ”な意味でも、とかく「対応」を積み重ねていくのが格闘ゲームなんだというのが今時点での僕の理解である。

ちなみにMasterに上がる直前のダイヤ4~5あたりでは1戦目は取れるけど以降の連戦で負けるという状況になりがちで、「行動のワンパターン化の解消」が自分の課題感だった。 焦ると安易な飛びや特定の技振りに頼る傾向があって、それが対戦を重ねると読まれて狩られるようになってくるのだ。 いかに相手が「対応」できないように攻めのパターン増やしてを意識を散らすか、ということに直近では意識を置いていた。

上達への道が舗装されている

改めてスト6を見直すと、初心者が上達していく道が綺麗に舗装されているのが今の人気の最大の要因になっているように思う。

よく言われるようにトレモの機能が充実しているのに加えて、簡単に対空練習やインパクト返し練習などの設定が選べるのは「そもそもどうやって練習すれば良いのか」自体が分からない初心者にはありがたい。 それに本筋のランクマッチの他にカジュアルマッチやバトルハブで、本来の自分の実力以上の対戦相手と連戦できるのも自分の成長には価値があった。 最近実装されたAIが課題感を言語化してくれるのも個人的には結構学びがあって良かった。

また、コンテンツ人気に支えられてYoutubeでプロによる解説動画などの教材が豊富にあることもありがたい。 ストリーマーへのコーチング企画などは見ている自分にとっても学びになることが多々ある。


www.youtube.com

とかく、こんなに末永く楽しめるゲームに出会えたことを幸運に思う。