そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

映画『パワーレンジャー』感想

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 日本の戦隊モノがアメリカに輸入されて結構成功しているらしいということは以前からふんわり知っていたけど、映画の宣伝を目にしてググってみたところどうやら恐竜戦隊ジュウレンジャーが元になっているらしく、世代としてはこれは観ないわけにはいくまいということで行ってきた!

(今だとプライムビデオで戦隊モノが観られる!しかし今見ると映像にしろ登場人物の格好にしろ、かなり古臭く感じるなー。)

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スプラトゥーン2前夜祭&剣の試練 中位

どうも完璧に夏風邪をひいてしまったらしく、せっかくの連休が潰れ気味なのが悲しい今日この頃。今日も今日とてSwitch日記。

スプラトゥーン2前夜祭

どうせ予約してるんで今更体験版的なもんやらんでも・・・という気持ちもありつつ、しかし祭りには乗っておこうということで参加。

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アニメ『有頂天家族2』感想

 軽妙な語り口やゆるいキャラデザや馬鹿みたいに明るいOPに騙されることなかれ。中身は陰謀渦巻くドロッドロの愛憎劇である。

 なおも拭えぬ敗北感から凶行に走る者、老いて不相応の恋に耄ける者、かつての恋の面影に苦しむ者。絵的な明るい雰囲気を一枚剥いてみるそこにはそれぞれに苦悩を抱えた者達の物語がある。「相手が男なら仏だって手玉にとって見せる」といわんばかりの弁天にも心に抱えているものがあり、今期の物語ではその一端が伺えた。

 そんな作品がそれでも爽やかに思えるの主人公の魅力による部分が大きい。矢三郎は「阿呆」などと称しているがその実家族思いで頼まれれば断ることの出来ない苦労人であり、それでいてどんな場面でも挫けず恨まずを貫く良い兄ちゃんなのだ。声を担当する櫻井孝宏氏といえばサイコパスの槙島や虐殺器官のジョンポールみたいな超然的なキャラクターを演じることが多い印象だけど、この矢三郎やおそ松のようなひょうきんなキャラクターも実にハマる。

 二転三転する状況にハラハラさせられ、それでも観た後に正に「化かされた」ように心温かくなる、非常に面白い作品だった。いやーしかし京都観光とか行ってみたくなるね全く。

『傷物語VR』感想

 内容としては、お馴染みの学習塾跡の教室で吸血鬼幼女と共に映画『傷物語』の映像を観る、といったものになっている。

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 僕は教室があるタイプのいわゆる「学習塾」というものには行ったことがないので良くわからないけど、なんだか大学の講義室を思い出させられた。後ろにもバーっと席があって、実にそれっぽい。

 そして振り向くとヤツがいる。

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ゼルダDLC第一弾「試練の覇者」とかARMSとかの日記

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 ついに来ましたね、ゼルダDLC第一弾「試練の覇者」!色々同時にやってるゲームもあったんで後回しになってたんだけど、やっとできたんでざっくり感想でも。

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『BLAME! THE ANTHOLOGY』感想

 BLAME!の延々と続く都市構造物を舞台としたアンソロジー小説集。BLAME!という作品は「背景が主役」などと評されたりするが、このアンソロジーでもそれを反映してか全ての作品が本編の登場人物達が直接関わることのない別の場所で展開する物語となっている。

BLAME! THE ANTHOLOGY (ハヤカワ文庫JA)

BLAME! THE ANTHOLOGY (ハヤカワ文庫JA)

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アニメ『ID-0』感想

 「意思あるエネルギー」というネタは何かで見たことがある気がするけど、どうにも思い出せない。

ID-0 Blu-ray BOX 特装限定版

ID-0 Blu-ray BOX 特装限定版

 機械の肉体、人格のコピー、瞬間移動とSF的にはおいしい要素がいっぱいあったはずなのだが・・・本題に入るまでにヌルい展開にやたらと時間をかけた割に今ひとつ深みが無いままあっさり終わってしまった。

 黒幕っぽい雰囲気だった人が何にもせずに自爆するという最期二話の唐突感からするに、壮大な構想はだけはあったけど具体的な展開が書き上がらないまま期限が来てしまった感じなのかなーと想像せずにはいられない。

ID-0 I Cognosce te ipsum. ――汝自身を知れ (ハヤカワ文庫JA)

ID-0 I Cognosce te ipsum. ――汝自身を知れ (ハヤカワ文庫JA)

 小説だとそのへんもう少し魅力あるものになっているんだろうか?


 本作はリヴァイアスをはじめとしてスクライドやプラネテスやガンソードやコードギアスを手がけた谷口監督の作品である。こう並べてみるとキャラクターの激情で駆動される物語が上手い人だったんだなって感じがある。

 エヴァンゲリオンもナデシコも後付けだった僕にとって、思春期にリアルタイムで一番影響を与えられたのは『無限のリヴァイアス』だった。なんというか好きとか嫌いとかじゃなくて、これは僕の一部なんだって思っているわけで、今度発売されるBD-BOXもちろんポチった!

 そんなわけでそれなりに愛着もあるんだけど・・・前作の『アクティヴレイド』しかり、物語の背景としておいしい要素をいっぱい盛り込んだ割には物語の筋がスカスカで、結果としてキャラクターに魅力を感じようが無いように見えてしまうんだよな。どうにも空回りしている様に思えて辛いところ。