HDDが大容量化してきた昨今、 保存できるデータが増えて嬉しい反面、 一台の故障により受けるダメージもその分大きい。
いかに技術が進もうともHDDは物理的な回転部品を含む故障しやすいパーツなわけで、 消えたら泣いちゃうようなデータがある人間は、 ストレージの冗長化なりバックアップなりは検討しておくべきだったりする。
そんなわけで、今回クレジットカードのポイントが溜まって良い感じにアマゾンギフト券が手に入ったので、 半月前に導入したNASにHDDを追加してRaid1を構成してみた。
「してみた」とはいってみたが、実際の手順は空いてるベイにHDDを突っ込んで待つだけ。
X-Raid機能が勝手にセッティングしてくれる。
追加前
単なる一台構成のJBOD。
やっぱりこの状態で長期間運用するのは不安だった。
追加
今回使用したのは初回同様にNAS用を謳ってるWDのRedの3TB。
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どうせ冗長化するなら別にもっと安いラインので良いんじゃない?という同僚の意見や、 そもそもWDはIntelliParkが・・・みたいなネットの情報もあったけど、 実験サーバの方で使ってる限りではこの2年間特に問題は無かったので今回もこれにしてみた。
で、追加直後↓ちゃんと追加を認識して、作業が勝手に始まる。
「ボリュームが劣化しています」表示に一瞬怯むが、これは作業中ゆえのものっぽい。
アラートも。
ちょっと待つと残り時間が表示される。
僕が見ていた限りだと6~8時間の表示をうろうろしてる感じだったけど、 ログを確認すると実際には8時間ちょっとかかった様子。
完了
そんなわけでお出かけして帰ってきたら完了してた。
さすがは専用機といったところか、本当に何も考えずにHDDを追加するだけでRAID1に移行できた。
CentOSでパーミッション切ってソフトウェアRAID組んで・・・みたいな面倒を考えると、 価格なりの価値はあったと思う。
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作業の間も普通にアクセスはできたが、安全性を考えると寝る前に突っ込んで翌朝から使える、みたいな認識の方が良いのかもしれない。