そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

「高っけぇwww」みたいなコメントを見ると少し悲しくなるという話

今日はNintendo Switchの発売日・価格が発表があった。

ハードウェア的にはハイエンドタブレット+αみたいな認識だったので、 個人的には3万円弱という価格設定は安いなと感じんだけど、 どうやら世間的にはこれを高いという人も少なからずいるようだ。

同じようなことは前のPSVRの時にもあって、 PCでVRを楽しむには本体を含めると20~30万は覚悟しなきゃいけないことを顧みればかなり頑張った価格設定であるにもかかわらず、 「高い」というコメントが目につく時期もあった。

そういうコメントを見るたびに、僕はなんだか少し悲しい気持ちになってしまう。


もちろん家庭の財政状況はそれぞれで個々人にとって相対的に高い安いというのはあるだろうけど、 それはそれとしてモノとしての価値を考えると十分に戦略的な値付けになっているわけで、 そういう相場観やら何やらをまるっと無視して決まり文句のように吐き捨てる態度にはある種の下劣さを感じてしまう。

(子供ならともかく、いい年した大人がそういうことを言うのはちょっと辛いものがあると思うんだ)

おっさんのノスタルジーでしかないのかもしれないけど、 「最新のゲーム機」というのは元々それなりに値の張るもので、 それでもそれがどんな未来を見せてくれるんだろうってワクワクしながらなけなしの貯金握りしめて買いに行くものだと思う。

(ちなみに今個人的にそういう感覚を一番喚起させられるのがHoloLensで、これが欲しいがために仕事がんばろうと思っていたりする)

そういうロマンが失われてきているのか、 あるいは僕が認識してるよりも更に世間の貧困化が進行してしまっているのかは分からないけれど、 どうしても国としての衰退みたいなものが感じられて、ちょっと悲しくなってしまうのだ。