そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

最近観たもの

『仮面ライダー555』

プライムにて。

第1話

第1話

何かと評論のネタにされるクウガや色々の元ネタとなった龍騎を押さえればと思って観始めた平成シリーズだったんだけど、 アギトも観たので流れで555も観てみた。

意図せず怪人オルフェノクになってしまった者の苦悩や、「人間」の線引き、そして濃厚な人間ドラマなど、 群像劇として極めて高いレベルでまとまっていて非常に見応えがあった。

強いていうならデルタ三原がどうしても影が薄いのがなんだか勿体無かった気がする。

前作に引き続いて映画はパラレル路線。


『91 Days』

録画にて。

禁酒法時代を描いた、復讐の物語。

世間の流行からするともっと耽美的な方向へ行くかと思ったら、 思いの外本格志向のマフィアものに仕上がっていて楽しめた。

密造酒がテーマの作品だと、個人的には『欲望のバージニア』を思い出すところ。

blue1st.hateblo.jp


『プライベート・ライアン』

プライムにて。

戦争映画は好きなジャンルなのだけど、機会が無くて観れてなかったビックタイトル。

ありがたいことにプライムビデオに追加されたので観てみた。

より多く人間を救うためには、国民を犠牲にしてでも戦争を継続してドイツを叩かなければならない。

だが、国内の戦意を保つためには部隊を犠牲にしてでも一人を救わなければならない。

合理性の名の下に、すり潰されていく個人の魂。

当時評判だった冒頭の上陸作戦のシーンは今からすると正直そこまで衝撃的には感じられなかったものの、 なるほど演技の構成の緊迫感には目を見張るものがあった。


『L.A. ギャング ストーリー』

録画にて。

街に巣食うギャングたち。

彼らは莫大な資産をもって各界への影響力を強めていた。

法で縛れぬ奴らを叩くため、はぐれ者の警官たちが身分を隠して部隊を結成する。

L.A.を舞台に、法を超越した血を血で洗う戦争が始まる。

ストーリー性としてはありがちな西部劇をマフィアものに置き換えたような感じではあるが、 これが実話が元にあるというから驚き。


『あるいは裏切りという名の犬』

プライムにて。

フランス流いぶし銀。

警察組織内の汚職、絆、そして因果応報。


『華麗なるギャツビー』

録画にて。

2度目の鑑賞だったのだけど、どんどん引き込まれて見入ってしまった。

ド派手な映像とアッパーな音楽で彩られた極彩色の画面。

そこに描かれる、愛のためにあらゆるものを手にしながら、儚くも失っていくギャツビーの切なさ、都市の無常さ。


『複製された男』

複製された男 (字幕版)

複製された男 (字幕版)

男の内に眠る分裂症のような欲望と理性。

街に絡め取られ、愛に捕食され・・・


『007 スペクター』

プライムにて。

007 スペクター (字幕版)

007 スペクター (字幕版)

ダニエル・グレイグ版007の集大成にして、過去作へのオマージュが多く含まれる一作。

なんだかんだとシリーズはほとんど観ているので、「あれ?このシーンは・・・!」と気づく場面がたくさんあって楽しめた。


『電人ザボーガー』

プライムにて。

電人ザボーガー

電人ザボーガー

友人の強い勧めもあって観てみたんだけど、いやぁこれは凄い。

昭和特撮的なダサさアホくささを真正面からやり切っている。

浜離宮

自他ともに認める出不精なのだけど、今日はちょっとした用事もあったので、ついでに浜離宮を観光。

都民の日ということで無料では入れたのはラッキーだった。

Instagram

Instagram

Instagram

個人的には浜離宮というと『屍者の帝国』を思い出すところ。

blue1st.hateblo.jp

これもある種の聖地巡礼だろうか。

最近観たアニメ

日付上は今日が退職日、感覚的には夏休みの終わりということで、 せっかくなんで振り返り。

まずは録画消化したアニメについて。


『響け!ユーフォニアム』

響け!ユーフォニアム 1 [Blu-ray]

響け!ユーフォニアム 1 [Blu-ray]

前にも述べたように京アニ作品にはちょと苦手意識があって本作も録るだけ録って敬遠してたのだけど、 世間の評判やら二期放送やらで観てみることにしたら、これはなかなかに面白かった!

チーム内でモチベーションにギャップがあり、 チームでありながらも個人技の側面があり、 そして残酷なまでの技術や才能の差があって・・・

主人公の当初の一生懸命になることを避けているようなどこか白けたような感じとか、 一方でひたむきに努力する人に憧れて自分も特別になりたいと思うような感じとか、 意外なほどエンジニア的に共感できる部分が多くて、観ていて胸をうたれる場面がいくつもあった。

マーケティング的なものもあってかあざとい百合っぽい演出が入ることもあり(あとEDはあれはなんだろう)、 でも作品としては全然そういうことを志向してるわけではないはずなのでちょっと違和感はあったけど、 それでも全体としては非常に楽しめた。

二期が楽しみである。


『ハルチカ』

ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~ 第1巻 [Blu-ray]

ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~ 第1巻 [Blu-ray]

いやー、観る順序が悪かったかもね・・・

先にユーフォの方を観ちゃうとどうにも吹奏楽要素がちゃっちく見えちゃうし、 一方でミステリー要素もやってることのスケールが合ってない感じがして、 どうにも上滑りしているように思えてしまった。

正直なところ作業しながらの流し見枠だった。


『ベルセルク』

ベルセルク 第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]

ベルセルク 第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]

聖鉄鎖騎士団が登場する「縛鎖の章」と、グリフィスの受肉を描いた「生誕祭の章」が映像化。

話のテンポが悪く3Dの出来が不安な場面も多かったけど、モズグス様の圧倒的なネタ感もあってなんだかんだ全話観てしまった。


『モブサイコ100』

モブサイコ100 vol.001<初回仕様版>【Blu-ray】

モブサイコ100 vol.001<初回仕様版>【Blu-ray】

ワンパンマン原作でおなじみONE氏の。

「力を持つものの苦悩」みたいな題材はベタではあるんだけど、 それを上手くギャグとイイ話に持っていくセンスの良さにはただただ驚かされる。

また、原作のヘタウマな絵を良い感じにアニメにしたなーと、アニメーターさんの技量には感心させられた。


そういえば書こう書こうと思いつつもワンパンマンの感想も書けてないんだけど、 こっちもどうやら二期やるらしいですな。

超楽しみ。

ワンパンマン 1 (特装限定版) [Blu-ray]

ワンパンマン 1 (特装限定版) [Blu-ray]


『ダンガンロンパ3』

異なる時系列を同時期に放映するなどという、アクロバットな企画にまずびっくり。

きっと制作とか大変だっただろうなぁ。

僕はダンガンロンパという作品は1のイメージしかなかったので、 ド直球にバトル展開になることや「絶望」「希望」の概念がさながらスターウォーズの暗黒面みたいな描かれ方になっていることに、 正直かなり面食らった。

とはいえ毎話毎話で驚きがあり、散らばった線が一本にまとまっていくカタルシスはあって、 話数としては多かったものの飽きずに楽しめた。


1から一足飛びに3だったからか、ちょっと置いてきぼり感があったのだけど、 このへんはゲームの2をやれということだろうか。

一応買ってはあるんだけど、1の途中でかったるくなって積んでるんだよな・・・

ダンガンロンパ1・2 Reload

ダンガンロンパ1・2 Reload


『甘々と稲妻』

甘々と稲妻 Blu-ray BOX

甘々と稲妻 Blu-ray BOX

ベタな家族物、しかもアニメ的な幼児描写というのが昔からどうにも苦手だったのだが、 意外なほどすんなり全話観てしまった。

少なからずCV.早見沙織の効果があるかも。

いわゆる料理漫画の類ではあるが、題材が「普通の料理」ということもあって、 自分でも手を動かして作ってみたくなるようなそんな魅力があった。


今シーズンは仕事が忙しかったのでNasneの残り容量も危険域に入っていたこともあって一生懸命消化してたんだけど・・・

流石に毎シーズン終わりに容量で焦ったり、時間重複で泣いたりするのも馬鹿馬鹿しいということで、もう一台Nasne買ってしまった!

これで来シーズンからはストレスから開放される。

nasne 1TBモデル (CECH-ZNR2J01)

nasne 1TBモデル (CECH-ZNR2J01)

TV線分岐させたりで面倒かなと思ったけど、Nasneには出力ポートもあるので、そこに追加をくっつける形で簡単に設置できた。

増設してもアプリ上からは一貫して操作できるのは良いですな。

(録画先の切り替えはもっちょい自動で上手くやってほしいけど)

『オブジェクト指向でなぜつくるのか』感想

新卒の頃、就活の面接で「オブジェクト指向を理解していますか?」という質問をされたことがあった。

その時は確か「一応、一通り教わった程度には・・・」的な回答をしたような気がする。

どういうものかという概念は分かっていたものの、それを十分に活用できるレベルかというと怪しかった気がする。

(にしても、今にして思えば随分と面接下手だったなぁ)


それでは今なら十分に使いこなせるかと問われると、正直なところ、恥ずかしながらそれほど自信は持てていない。

実際、現場に出てみると不適切なオブジェクト指向「もどき」による混沌としたコードを見かけることも少なくないし、 自分だってそれを上手く改善していけてたかというと怪しい面もある。

そんなわけで、一度基礎に立ち返ろうということで『オブジェクト指向でなぜつくるのか』を読んでみた。

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

続きを読む

Dockerを本番投入した話

このまま忘れてしまうのも勿体無いので記録に残しておこうかなと。

blue1st.hateblo.jp

技術系のネタは最近は別ブログの方でやってたけど、具体的なコードなんかは無いので今回はこっちで。

blue1st-tech.hateblo.jp

思い出した・思いついたら随時追記していく予定。


概要

フィーチャーフォンの時代からのサービスで、 無茶な拡張や教育不足や委託によるアレな開発状況によって、 コードも環境も技術的負債が山盛りの状態だった。

幸いにしてサーバを移設する機会に恵まれたので、 状況を改善するべく検討を進めた。

解決したかった問題

様々な部分において、環境ごとの差異が看過できない状態になっていた。

サーバによってインストールされているランタイムやモジュールのバージョンが異なることもあれば、 パスが異なることをコードにベタに記述してバージョン管理しないことにより対処している部分があったり、 そもそも環境によって同名のスクリプトの内容が書き換えられていたり。

バージョン管理ももはや正しく機能していなくて、必要なファイルだけ明示的に本番環境に上げるような綱渡りな運用になっていた。

おそらくリアルタイムでは、「急いで対応しなきゃいけないから仕方ない、後でちゃんと揃えよう」とかなんとか考えていたのかもしれないが、 往々にしてそういう意識は長続きしないもの。

結果として、どのサーバ環境での挙動が「正」なのかも分からない状態となっていた。

こうなってくると新たに環境を構築するのも困難だし、 リリース前の検証作業も不確実なものとなってしまう。

Dockerの導入

もちろんそれぞれ個別には対処法はあるにはあるんだけど、 それを全て長期的に完全に徹底していくことは困難なように思えた。

個人的には「気をつければ」とか「ちゃんと確認すれば」とかいった前提で成り立っているような運用というのは即ち無用にリソースを消費している状態なので、 今問題ないからといって看過すべきではなくすぐにでも改善すべきだと思っている。

そういったストレスを抱えながら開発運用していくよりも、 Dockerを用いた「可搬性ある形」を前提として使い方を習得してもらうほうが現実的で長期的なメリットもあると考え導入に踏み切ることにした。

(とはいえ、僕が使いたかったから理由を揃えて押し切ったという側面はちょっとある。 退社時期的にちょっと申し訳ない気もしている。)


続きを読む

夢の自動調理器(?)ホットクックを買ってQOLの向上を図ってみた

自動家電買ってぐうたらしようシリーズその3。

blue1st.hateblo.jp

blue1st.hateblo.jp

料理そのものは嫌いではないものの、社会人をやっていると時間が確保できなかったり面倒くさかったりで、 出来合いのもので済ませてしまったり切って混ぜて炒めて終わりみたいな簡単なものにしてしまいがち。

雑な食生活のせいか健康診断の数値は不安なラインを行き来するようになり、これはまずいなと思っていた今日この頃。

そんな折、Amazonを眺めていて興味を引かれたのがこのホットクック。

それなりにお値段は張るのだが、自分への転職祝いということで思い切って買ってみた。

実際のところ「自動調理」というのは言い過ぎではあるが、それでも火の加減や時間を一切気にする必要が無いというのは、 生活の中に料理する習慣を組み込む上で非常に助かるのだ。

続きを読む

映画『聲の形』感想

さすがは京アニといった感じのクオリティの高さはあり、しかしだからこそ苦しく思うところもあって感想としにくい・・・

映画『聲の形』Blu-ray 通常版

映画『聲の形』Blu-ray 通常版

僕には苦手意識のある物語のジャンルがいくつかあって、その一つが障害者ものだったりする。

どうしても現実と対比して見てしまうところがあって、 綺麗な物語であればあるほど、どこか辛く感じてしまうのだ。

続きを読む