前々から楽しみだったメタルギアソリッドシリーズの最新作、『METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES』が来たので早速遊んでみた。
スムーズな操作感
操作系はMGS4ライクにLRボタンを中心とした操作配置となっている。
MGS4の時はFPSを意識しすぎなのか、どこがとも言いがたいけどどうにも操作に対する動きもぎこちないような印象を持っていた。
しかし今作では相当に緻密な調整が成されているのか、そういった操作の違和感を全く感じなかった。
4のような画面のゴテゴテ感もなくなり、シンプルに「潜入アクション」を楽しめる設計になっているように思った。
登れそうなとこには大体登れる #PS4share pic.twitter.com/VOqYvNiYNe
— 首なしパンダ (@blue1st) 2014, 3月 21
ミッションは全て広大な基地を舞台としているのだが、途中でロードが挟まれないこともあって、ストレス無くゲームに没入することができる。
なんか新感覚なスマホ連携
スマホをPS4と連動させてミッション中のマップや各種情報を表示させることができる!
一方でいわゆるレーダー的な表示はプレイ画面には表示されないため、本当にガジェット片手に潜入しているような気分を味わえる。
また、PWの小隊を派遣するミニゲームみたいな機能もあって、これで何か連携できるらしい。
こっちはそんなに進められてないからまだ分からない。
↑どうやらTPPで、ということらしい。捕虜救出の要素と同様にTPPまでのお楽しみ。
ボリュームはやっぱり物足りないけど…
当初から言われていたことではあるけど、確かにメインミッションは短い。
#PS4share pic.twitter.com/SHYugM4VTE
— 首なしパンダ (@blue1st) 2014, 3月 20
↓およそ2時間後
ひとまず一周 #PS4share pic.twitter.com/6oIU2oY8Mr
— 首なしパンダ (@blue1st) 2014, 3月 20
そんなにアクション得意じゃない方だけど2時間でメインミッション終わってしまった。
ストーリーもPWで持ち越したキャラと設定を用いて起承転結の「起」を描きました!という感じなんで、同シリーズのストーリーが好きなプレイヤーとしてはどうしても物足りないなという印象はある。
もっとも、これまでのシリーズのような「チェックポイント通過でムービー」みたいな感じではなく完全に自由に進められるので色んなルートを試行錯誤する楽しみがあるし、進め方で結末が変わるサイドクエストは何度でも楽しめる。
(僕は意図せず途中の目標をぶっちぎってた)
先に述べたように僕はストーリーが楽しみなタイプのファンなので普段はあまり周回プレイはしないんだけど、本作に関しては周回するモチベーションが沸くのだ。
割と力押しでも進められるのでそこまで難易度の厳しさは感じないが、一方で非殺傷ステルスを目指すとこれがなかなかに難しい。
(海兵隊のサイドミッションとか装甲車で力押しでクリアしちゃったんだけど、正攻法だと大変そう)
若干、海辺に退避さえしちゃえば何とかなっちゃう所の設計は気になるが、全体的にはよくできた箱庭になっている。
本作を「有料体験版」なんて揶揄する向きもあるけど、映画が2時間で1800円取られる事を考えると、スルメのように楽しめる本作はまずまずのコストパフォーマンスなんじゃないだろうか。
なにはともあれ次タイトル『The PHANTOM PAIN』がますます楽しみである。
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (24件) を見る
その他
今期は(と言いつつ前期からの持ち越しもだけど)なんだかんだでアニメが豊作で幸せ感がめちゃくちゃ高い。
- キルラキル
- ズヴィズダー
あたりって、表現は目新しいんだけども根底には「大義vs個人」とか「父性と母性からの自立」とかが見え隠れしてて、やっぱり僕はそういう昔ながらの物語性が好きなんだなーなんて再認識したり。
そうかと思えば肩肘張らずに見れる方向でも
- ウィッチクラフトワークス
- スペースダンディ
- ガンダムビルドファイターズ
あたりは相当にクオリティ高くて見ていて楽しい。
特にビルドファイターズは、「ガンダム」という業界的にもはや神話の域な題材を自らあのような形でいじるのはホントに英断だなと思った。
僕はガンプラをはじめとしてプラモデルには縁遠い人生だったのだけど、一回ぐらい手をだしてみたいなと思わせる程度には販促アニメとして成功している。
録るだけ録ってまだ消化していないとこで
- 凪の明日から
- 中二病でも恋がしたい!
- ニセコイ
あたりは評判が良いので見るのが楽しみだ。