今季はなんだかんだでちゃんと追った作品が多かった。
毎期のことながらイゼッタとかユーフォニアム二期とかいったカロリー高そうな作品はまだ積んでて、
「明らかに好み」か「明らかに下らない」作品ばかり優先して観てる傾向ではあるんだけど。
ジョジョの奇妙な冒険4部 ダイヤモンドは砕けない
個人的にはシリーズでも一番好きな4部。
これまでのシリーズが非常に高クオリティだったことと比較すると、
今回のシリーズでは「あれ?」って感じの絵の時があったりと少し残念に思う部分はあったけど、
箱庭的な世界観やひねりのあるバトルはアニメで見てもやはり面白い!
この箱庭感てペルソナの4・5にも通じるものがある気がする。
競女!!!!!!!!
全くノーマークだったんだけど、いつの間にか毎週の楽しみになってた。
よくあるスケベアニメかと思いきや、突き抜けた馬鹿さ加減とあくまでド直球なスポ根ノリに、
エロさを感じる間もなく笑わされてしまう。
ブブキブランキ
前期よりはだいぶ見やすくなったけど、やっぱりぶつ切り感ある脚本にスベりまくりな会話劇。
キャラクターに全く思い入れを持てない段階で「良い話」っぽい展開をぶつけられてもなぁ・・・
3Dの出来は凄かったんだけど、それしか好印象な部分が無いかも。
流し見枠だった。
亜人
同じく3Dなアニメ。
動きにいささか人形感を感じてしまう部分もあったけど、
表情の作り方なんかかなりこなれてきた感じがあって3Dアニメーション技術の向上を感じる。
不死にスタンド能力と、ちょっと能力もたせすぎじゃないかと思ったけど、
意外なほどに緊張感を保ったまま物語が展開できてて楽しめた。
レガリア
途中で延期が入って再開、と悪い意味で話題だった作品。
あまり魅力的でないロボデザインにイマイチ盛り上がらないバトルと、
正直キャラデザぐらいしか売りになるものが無かった気がする。
これまた流し見枠だった。
マクロス⊿
マクロスとアクエリオンは毎回ビックタイトルなので一応録画するのだが、
いつもピンと来なくて途中で切ることが多い。
そんなわけで本作もどうかなと思っていたのだけど、
空戦や楽曲なんかは流石に質が高くて、それに引っ張られて全話鑑賞。
話としてはやっぱり空戦のまっただ中にヒロインがスカイダイビングしてく世界観に乗り切れないなーとか、
主人公のしゃらくささイラッとするなーとか、三角関係の駆動力が弱いなーとか、
そもそも最終話段階で色々と解決してなくてモヤッとするとか。
ボトムズ
いつか観たいと思っていたら丁度よいタイミングでプライム入りしていたので。
リアルロボットの極地としての使い捨てられるATの設定やハードボイルドな戦場の描写なんかがよく挙げられる本作だけど、
意外と後半の人類史SFとしての色合いを帯びる感じも面白かった。
関連作も気になるとこだけど、総じて評判が微妙なんだよなあ。
確かに本作の綺麗な終わらせ方からすると、何やっても蛇足な感じになりそう。
DRIFTERS
どこまで原作のノリをアニメ化できるものかと思っていたが、
しっかり熱量を動画に乗せてきていて好感。
信長の邪悪さと親心みたいなものが共存してる感じとか良い。
でも声SEはいらんかったかも。
装神少女まとい
某作の大ヒットのせいか近年なにかと魔法少女ものというのが作られているのだけれど、
百合っぽい感じにすればお前ら喜ぶんだろ的な安易なキャラ配置とか特に意味のない残酷描写チキンレースなストーリーとか、
表層的になぞっただけの雑さを感じてしまうものが少なくない。
そこからいくと本作はかなりフラットな作りだったんだけど、
キャラクターの掛け合いやシリアスっ気の配分なんかはかなり良くて観やすかった。
設定や敵キャラにイマイチ魅力がなくて、話の駆動力が弱いのが勿体無い気はするが。
メインとなるのが父と娘という関係性というあたり、アニメ視聴者の年齢層を上昇が感じられて面白いなーと思ったり。
前にもちょこっと触れたけど、やっぱりnasne二台体制は気苦労が無くて良い。
今季は録画時間かぶりでBSに切り替えたり泣く泣く切ったりといったことを一度もしないで済んだ。