そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

『影牢 〜ダークサイド プリンセス〜』クリアしたった

乱れた生活パターンが一周して、逆に健康的な早寝早起きモードに入ってる今日この頃。

社会人としてはむしろ理想的ではあるんだけど、元来夜型な身にはなんか勿体無い気も・・・


さて、今回は会社の休み時間なんかにちょくちょく進めてた『影牢 〜ダークサイド プリンセス〜』をクリアしたんで感想でも。

影牢 ~ダークサイド プリンセス~

影牢 ~ダークサイド プリンセス~


トラップを仕掛けて侵入者を倒す、PS時代からの伝統の刻命館シリーズ。

(冷静に考えると『影牢』というタイトルって2作目からなんだよな、なんか不思議。)

確かPS時代の3作は全部やったような気がするが、ちょっと昔すぎて記憶が怪しい。


そんなわけで本作なんだけれども、旧作ファンと思しきネガティブなレビューが多くて正直ちょっと不安だった。

だが、実際にプレイしてみたら「なんだ全然おもしろいじゃないか」という感じ。

旧作からの変更要素についても(おぼろげな記憶とWikipediaの文章を見つつ)、個人的には良修正なように思う。


キャラ押し?

旧作ファンに最初に叩かれたのは本作のキャラ押しっぽい雰囲気だろう。

従来からの女性主人公に加え、本作では「メディウム」といういわば解説キャラとして3人の露出度高めな女性キャラが主人公側を彩る。

そしてこの3人がストーリー上会話に参加したり、ゲーム中に課題を出してきたりする。


だが、批判されるほど出しゃばっているかと言われれば、個人的には特に作風を損なうようなものには感じられなかった。

そもそもストーリー自体が良い意味で薄めで、本質であるゲームに注力できる作りになっているというのもある。

課題についても必ずクリアしなきゃいけないという類のものでは無いし、逆にいえば余裕が出てきた時に普段と違う動きをする動機付けにもなるので、ある程度パターンが確立してしまうとそれでクリアまで行けてしまうゲーム性な本作においてはむしろ良い追加要素だったように思う。


PVなんかではDoAシリーズでお馴染みのテクモらしくお色気要素っぽい演出もされていたが、こちらも実プレイ上は雰囲気を削ぐほどうざったくは無かった。

(というかアーマーブレイクは狙ってやろうとすると結構面倒だしね)


詰将棋のような面白さのトラップシーケンス

本作の旧作と比較した上でのシステム上の最大の特色といえば、複数のトラップを予め設置した上で×ボタンで順番に起動していく「トラップシーケンス」だろう。

旧作の各ボタンにそれぞれトラップを割り当てるのと違って瞬時に特定のトラップを発動させるのは難しくなった(頑張って十字キーで指定すればいける)が、その分予めコンボを考えるながら設置する楽しさができた。

この辺は主観によるところだけれど、元将棋部としてはこちらの方がゲーム性としては好みかもしれない。


複数の敵

他によく見かけるところだと、「複数の敵が出てきて集中して罠にかけられない」というものもある。

確かに後半の3人が同時に出てくるようなステージだと、「一人を警戒しながらもう一人を罠にかけてたら死角からもう一人が・・・」みたいなこともあったが、しかしコンボがやりやすい=一気に片を付けやすい本作においてはむしろ良いアクセントだと思う。

ある程度ダメージを与えれば移動速度が遅くなるので部屋移動を活かして分断戦略を取るという選択肢もあるし、逆に複数人を同時にトラップにかけることに凝ることだってできる。

確かに飛び道具は厄介だが、位置取りを工夫して遮蔽物を影にするのを心がければ、言われるほど難度が高いとも思えない。


攻略関連の話

最後に難関なキャラの攻略について。

始動にはギルティランス・スパークロッド・デルタホースあたりがオススメ

コンボを繋げるためにはひとまず相手の動きを止めて拘束する必要がある。

最初期からのベアトラップあたりを普通は使っていくことになるのだが、これが中盤あたりから結構無効や耐性を持つ敵が多くなってくる。


そこで代替になるのがスパークロッド。

意外と耐電属性持ちの敵は少ないので大半の敵に通用するし、マップ上に出ている時間も長めなのでタイミングもそこまでシビアではなく始動にうってつけ。

さらにいえば複数人を引っ掛けられるのも美味しい。


ギルティランスは個人的には敵の方向を修正するか、もしくは耐電の敵への始動の定番。

耐性持ちは少なくないが先のスパークロッドで始動してしまえば当たる。

耐電属性持ちには見て当てる。

最初期の罠だが最後まで活躍した。


同僚からオススメされて重宝したのがデルタホース。

こいつは属性が無いので、耐性が一杯ある敵にも有効な万能な始動になる。

次に繋げる罠によっては木馬に当たって消滅してしまうので若干注意を要するが、消滅したタイミングをみるか、もしくは木馬状態でも大丈夫なもの(個人的にはスイングハンマーが定番)を当てるようにすれば良い。

ビクトルは部屋移動直後を狙おう

攻撃力高い、飛び道具ある、おまけに地震で折角のトラップが破壊される、と非常に厄介なビクトル。

正直最初は戸惑った。

でもこいつ、部屋移動直後は意外と無防備なんですよね。

部屋移動したあと扉のマスにスパークロッドを仕掛けて始動にすれば、存外簡単に始末できる。

フリーゼはデルタホース始動で

耐性やら無効やらが一杯でどうすればよいか戸惑うラスボス。

が、三角木馬なら無問題。

狭い道や移動後の扉前にデルタホース→スイングハンマー→・・・で地道に当てていけば割となんとかなる。

攻撃に関しても動きまわっていればそんなに怖くは無かった。


そんなこんなで、なかなか楽しい作品だった。

本作実は分岐があるらしいので、現在いそいそと2周目中。

ちょっとはじめたつもりが平気で2〜3時間できるから恐ろしい。


次作の発売も決まっているので、実に楽しみである。

影牢 もう1人のプリンセス

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