想定以上に手持ちのスマホのバッテリーがヘタってきてし、どうせPixel3も日本には来ないんでしょーってことで買ってみた(のだが、Pixel3は日本販売されそうな雰囲気で嬉しいような悲しいような)。
Essential Phone 128 GB Unlocked with Full Display, Dual Camera ? Black Moon [並行輸入品]
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ハードウェア
iPhone4を彷彿とさせられるソリッドなデザイン
きっちり切ったような直方体のシルエットに、余計なロゴも模様も切り替えもシンプルな美しい筐体。しかも単に見た目が良いだけではなく、強靭なチタンのフレームにセラミックの背面と機能性実用性も兼ね備えている。
乱暴な言い方をするとiPhone4の進化系とでも解釈できるかもしれない。
Appleに先駆けたノッチ
最近では各社が追従してきてもはや見慣れてしまったが、フロントカメラ用の切りかけ(ノッチ)を残して上部ギリギリまで液晶となっているのがウリ。
以前使用していたMoto Zと比べると筐体は背が低いにも関わらず実際の表示サイズは上回っている。
ノッチデザインに関しては主にデザイナー界隈からの苦言を色々見かけるところではあるけど、一使用者としては相対的にかなり表示面が大きくなったように感じられてインパクトはある。
Android 9 Pie
全体にワンサイズ小さくなったアイコン
アップデートしてパッと見で気づくのがアイコンが小さくなったこと。ただ、7から8の時のように行や列が増えるほどではないので、これは純粋にデザイン的な調整かも。
ホームボタンへの統合と「押す」から「引き出す」への変化
明確に変わったのがホームからアプリケーション一覧へとアクセスするUI。7までは一覧へとアクセスするボタンとして表現されていたものが一つ前の8では引き出すような形の表現に変化していたが、9ではそれをグッと押し進めてホームボタンと完全に統合。下部から上にフリックすることで起動中の別タスクやアプリの一覧が「引き出される」ような表現になった。最初期のスマホの前面にボタンがあったことの延長だったインタラクションを完全に捨て去った形だ。
またこれによって表示領域の節約にもなっている。
正直なところ僕はまだこの操作系に慣れないのだが、0ベースで考えれば「押す」よりは「引き出す」方が別の何かを見せるインタラクションとしては適切なようにも思えるので、正当な進化といえるのかもしれない。
そんなわけでえらく微妙な時期に買ってしまったなーというのはあるけれど、ガジェット的には完成度が高いし最新のOSを試せるし、何より安価に買えるのは魅力的だと思う。
もう一つのウリである360度カメラは僕はインドア派なんで活躍の機会が無いだろうと思いスルーしてしまったけど、あったらあったで楽しかったかもしれない。
Essential 360 degree camera for Essential Phone カメラ [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: Essential
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