そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

OSMC on RaspberryPi3でVufine用メディアプレイヤーを作った

とりあえず当初の目標までは達成できたのでまとめエントリ。

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概要

もともとVufineを買った目的が「家事やりながら動画見たい」だったりする。

「動画を見る」だけなら単純にスマホを接続することでも一応できるのだが、 あくまでミラーリング扱いなため画面をロックしたりもできず、 うっかり触れないようにポケットの中に入れておくこともできない。

blue1st.hateblo.jp

せっかくのウェアラブルなディスプレイなのにケーブルの届く範囲でどこかに安置しなければいけないのはちょっと間抜けである。


というわけで思いついたのがRaspberry Piでメディアプレイヤーを作るという手段。

調べてみたところメディアプレイヤー用に特化されたOSMCというOS?パッケージ?も用意されているようなので、 これをRaspberry Pi3にインストールして使うことにした。

osmc.tv


使ったもの

RaspberryPi3+ケース

用途を考えてスリットなんかが空いてない密閉されたデザインのものを選んだ。


バッテリー

Raspberry Pi3用に出力強めなやつを選ぼう。


無線キーボード

特にこだわりは無かったが家に転がってたので。

タッチパッド付きだったり防水だったりと地味に用途に適してる気がする。

マイクロソフト ワイヤレス キーボード All-in-One Media Keyboard N9Z-00023

マイクロソフト ワイヤレス キーボード All-in-One Media Keyboard N9Z-00023


眼鏡ズレ防止のやつ

これで相当に眼鏡ズレが抑止できた。

個人的にはVufine使う上では必須なんじゃないかと思っている。

メガロックV1ペア ブラック (メガネずり落ち防止)

メガロックV1ペア ブラック (メガネずり落ち防止)


OSMCその他のセッティング

RaspberryPi3をWifiでつなぐために

OS以前にWifiの問題があったが、これはルータ側の設定で解決。

blue1st.hateblo.jp


OSMCインストール

とりあえず公式からWindows向けのインストーラーをダウンロードしてくる。

Download - OSMC

microSDをパソコンにセットしてインストーラーの設問に答えながら進んでいけば良い。

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Windows10環境だとUIが若干見切れてて辛いところだが、 EnglishだったりRaspberry Pi2・3用だったり、 あと最新のバージョンだったりを頑張って選択して進めよう。

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日本語化

(もしかしたらVufineの電源を入れるタイミングが良ければいけるかもしれないが、) デフォルトのディスプレイ出力の解像度の問題でいきなり接続すると化けた表示になってしまうので、 ひとまず普通のディスプレイにつないで以下の作業を進める。

まずは確認と後述の作業を進めてるためにキーボード操作(↑↓→←やEnter、Esc、Backspaseなんか)でSettings>System info>Networkを選び、 Wireless項でアクセスポイントが選択されていることとIPアドレスを確認する。


以下のWikiのままで行けたが一応記載。

OSMC - Lisa Wiki

他の作業用のPCからRaspberry PiのIPアドレスにsshでアクセス(ユーザ名、パスワード共にosmc)し、 日本語化のために下記のコマンドを実行する。

sudo su
apt-get update
apt-get install xz-utils
curl http://www.lisa.jp/osmcfonts | sh -
apt-get install samba
dpkg-reconfigure locales
# en_GB.UTF-8 UTF-8 、ja_JP.EUC-JP EUC-JP、ja_JP.UTF-8 UTF-8を選択する

ここまで終了したら再びRaspberry Piの方に戻り、 キーボード操作でSettings>Appearance>Internationalあたりを日本語設定にしておく。

これで一通りメニューが日本語化されるはず。


画面・音声設定

Vufineで表示できるように画面の解像度を変更しておく。

設定>システム>ビデオ出力画面解像度の項1200x800pに設定。

また、Vufineに音声出力はないため、RaspberryPi3本体のイヤホンから出力してくれるように設定>システム>オーディオハードウェアオーディオ出力デバイス項をPI: HDMI and Analogueに設定しておく。


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これでホームのビデオあたりからNASを参照したり、microSDにファイルを入れたり、 あるいはアドオンなんかを導入したりすることでメディアプレイヤーとして使うことができる。


TODO

当初の目的は達したわけだが、改善点が無いわけではない。

電源系

シャットダウン時にUSBケーブルを抜いて、電源入れる時に挿し直すのは面倒だし、 何よりUSBミニ端子は劣化しやすいのが怖いところ。

調べてみるとスイッチ付きのケーブルなんてものが出回っているようなので、これは買ってみたいと思う。

また、Vufineは連続稼働時間が90分なため、心持ち不足感があるところ。

USBで充電しながらも使えそうなことを鑑みると、2ポート出力できるバッテリーを導入するのも有りかもしれない。

操作系

ウェアラブルなのにフルサイズのキーボードなのはさすがにちょっとイケてない気がする。

ミニサイズのキーボードを買うとかスマホ用のリモートアプリを入れてみるとかしたいところ。

携帯性

物自体はそこそこのサイズに収まったものの、 ポケットの中に入れておくにはケーブルが多くて辛い。

例えば筐体にベルトクリップをくっつけるとか、 あるいはベルトポーチのようなものを使うことを検討したい。

ベルトポーチ (GB-002R) ブラック

ベルトポーチ (GB-002R) ブラック