Pixel2は残念ながら日本は販売なしというわけでいっそ型落ちで安くなったiPhone7にでもするかとも思っていたんだけど、Daydream Viewが日本でも発売されるというニュースを耳にして、居ても立ってもいられず買い揃えてしまった。
Moto Z
Daydreamはある程度性能を要求するということもあって特定の機種でしか動かすことができない。
そんなわけで日本で買える機種の中で
- 比較的安価
- OSが素のAndroid(前のZenfoneで懲りた)
- 大きすぎない
あたりを条件にしてMoto Zを選んだ。(性能的な話でいうとZenfone ARも良い感じなんだけどZen UIはちょっと遠慮したい・・・)
モトローラ スマートフォン Moto Z 64GB ブラック 国内正規代理店
- 出版社/メーカー: Motorola(モトローラ)
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: エレクトロニクス
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指紋認証あり、5.5インチ、4G RAM、Snapdragon820と、まあ安心感ある構成。実際に使ってても特に引っかかりを覚えることも無く使用できる。
OSは期待通りのほとんど素のAndoridで今はアップデートして7系。起動時にモトローラのロゴが出てきたり、後述するMoto Mods用の設定項目があったりはするが、その他にはこれといって自己主張が無いのは良い。
本体の薄さもなかなかのもので、カバーを付けない素の状態なら5.2mmと最近のiPhoneよりも薄い!まあ落とすの怖いんでバンパー+カバー付けるんだけどね。
地味に嬉しいのが指紋認証が画面側に付いてること!Androidだと後ろに付けてる機種も少なくないんだけど、あれテーブルに置いてる状態だと解除できなくてイラッとするんだよね。
画面は端が若干丸まってるやつで、一度はガラスを貼ったんだけどどうしても浮いてしまうのでフィルムに貼り替えた。
指紋が目立たない 光沢液晶保護フィルム Moto Z 用 OverLay Brilliant OBMOTOZ/12
- 出版社/メーカー: ミヤビックス
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カメラの性能もフラッグシップらしくなかなか良くて、これまでのAndroidのiPhoneと比べるとなんか暗く写ってしまうあの感じが無くなっている。
そしてMoto Zシリーズの特徴が拡張機能Moto Mods。本体背面には磁石が仕込まれており、ここの端子を使って機能を拡充させることができる。
プロジェクター、カメラ、ゲームパッド、360度カメラ・・・etcと、なかなかにガジェットオタクとしては興味をそそるものがある。
モトローラ トゥルーズームカメラ(MotoMods) ブラック 国内正規代理店 ASMRCPTBLKAP ASMRCPTBLKAP
- 出版社/メーカー: Motorola(モトローラ)
- 発売日: 2016/12/01
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モトローラ プロジェクター Moto Mods ブラック国内正規代理店 ASMPRJTBLKAP
- 出版社/メーカー: Motorola(モトローラ)
- 発売日: 2016/11/04
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モトローラ Moto ゲームパッド Moto Mods ブラック 国内正規代理店 PG38C01906
- 出版社/メーカー: Motorola(モトローラ)
- 発売日: 2017/10/27
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モトローラ Moto 360 カメラ Moto Mods ホワイト 国内正規代理店 ASM360CMWHAP
- 出版社/メーカー: Motorola(モトローラ)
- 発売日: 2017/10/27
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モトローラ Moto Polaroid インスタシェア・プリンター Moto Mods 国内正規代理店 PG38C02068
- 出版社/メーカー: Motorola(モトローラ)
- 発売日: 2017/12/21
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一ヶ月近く使用していて唯一気になったのがバッテリーの持ち。新品状態でも移動時にどうぶつタワーバトルやって会社で音楽聴いて・・・と使っていると、帰りにはかなり心もとない電池残量となってしまう。この辺もう少し使い込んで厳しくなってきたらバッテリー拡張を買ってみるのもありかなー。
モトローラ Moto TurboPowerパック Moto Mods ブラック 国内正規代理店 ASMTRBOBLKAP
- 出版社/メーカー: Motorola(モトローラ)
- 発売日: 2017/07/28
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Daydream View
そんなこんなで本題のDaydream View。
スマホを挟み込んで仕切り板で視界を分けてレンズを通すことでVRを実現する。
原理としては昔買った安価なゴーグルと同じ。あちらはPSVRに慣れた身で久しぶりに被ってみると視界が狭いやらフィット感が悪いやらで流石に厳しいものがあり、そこからするとDaydream Viewも実際に手元に来るまでは些か不安だったのだけど・・・いや流石にお高いだけのことはあった!
レンズが良いものが使われているのとコンパクトな本体=液晶が近いということで専用機に近い視野角を実現している。そんなコンパクトさながらメガネをかけても装着できるのはありがたい。
しっかりした作りであることに加えて軽くてケーブルレスということで、装着感そのものはPSVRよりも良いかもしれない。
コントローラもタッチパッド・決定・戻る・音量と大方必要と思われる機能が付いている。個人的にはここにスクショボタンも欲しかったところだが。
そんなこんなで実際に体験した感想。
機器を限定しているだけのことはあって、画質や動きへの追従性で不足は感じない。(写真は無理くり撮ったのでちょっとアレだけど)
流石に外部センサー無しなので長時間使っているとズレは生じるが、我慢できるレベルに収まってると感じる。都度コントローラで補正もできるしね。
コンテンツはAndroidのアプリ同様にストアから追加する。
Netflixのアプリでは仮想の暖炉のある部屋で動画を鑑賞できる。コードレスであることも手伝って椅子にゆったり腰掛けてリラックスして楽しむことができる。
その他にもYoutubeのVR動画やらGoogle Mapやらが用意されているし、サードパーティーからも色々とリリースされている。
ゲームもPSVRでもリリースされていたRez InfiniteなんかもDaydream版がリリースされていてストアから購入できる。(PSVRの方でやってなければ買ってみたところなんだけど)
・・・ただ、今のところはストアを見回して「これやってみたい!」と思えるほど引きがあるものが無いというのが正直なところ。まだ対応機種が少なく、コンテンツホルダーが本気で参入するには市場が小さいのが辛い。
機器としてのポテンシャルは感じるし、このコードレスの快適さを活かしたもの出てくると良いなあ。