予約したぜイエーイ
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Video Game
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印象の変遷、「奇抜さに欠ける」→「新しさを強要されない」
Nintendo Switchの発表当初は、僕は正直なところあまりピンと来なかった。
マリオもスプラトゥーンも!NX改め「Nintendo Switch」の発売タイトルと参入会社 - Engadget Japanese携帯機と据置機のハイブリッドって噂は本当だったかー。確かに最近は携帯機でもスペック高いし、分離可能なコントローラの使い方は面白そうだけど、アレもコレもなデザインには若干の不安感。
2016/10/21 01:14
「携帯機でありながら据置機」というコンセプトにはサイズとスペックの虻蜂取らず感があり、 コントローラ周りはギミッキーで任天堂ハードらしい頑丈さが損なわれていそうに見え、 その割に「このハードならではの新機軸」みたいなものが見えなかった。
となると実質はハイエンドなタブレットでしかなく、 市場には既にiPadやAndroidタブレットがありゲームも数多くリリースされている中で、 「コントローラ付きタブレット」以上の何かは期待できないのではないかと思っていた。
もっと言えばSheildタブレットの使い回しであり、任天堂らしい「新しい遊びの提案」への期待からすると若干の失望感もあった。
また、価格帯もかなり高めになるんじゃないかと予想していた。
だが、しばらく時間が経ちタイトルやハードの情報が出回ってくる中で、 僕の中でいくらか考えが変わってきた部分があった。
単なるSheildタブレットの使い回しということは、 裏をかえせば標準的なアーキテクチャでゲーム開発できるということであり、 画面が2つあったり珍奇なコントローラを強要されたりといったことが無く、 サードパーティが参入しやすいのではないか。
加えて普通のタブレットとは異なり標準的なコントローラがあり、 ハードウェアのスペックは固定されていて、 そして任天堂のプラットフォームがあることで、 十分に本気度の高いタイトルが供給されうるのではないか。
これまでの任天堂ハードのような「新しさ」を強要されないのがむしろ良い方向に作用するのではないかと思えてきた。
そして一見プレーンなゲーム機に見えるが、 実は色々な機能が備わっているコントローラも興味深い。
タブレットにワイヤレスなモーションコントローラという構成は、 GoogleのDaydream的なタブレットをヘッドセットに固定する方式のVRなんかもありえるんじゃないかと期待させられる。
Wiiなんかをみるとコンソールゲームではせっかくの高機能なコントローラが持て余されている印象が強かったが、 VRでは価値が出てくるのではないかと思えた。
そんなわけで徐々に僕の中で「買ってもいいかも」「いや買ってみたい」となり、 案外手を出しやすい価格帯だったことも手伝って、 今回は予約合戦に参戦してみることにした。
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