Echoシリーズの販売開始時に「Alexa体験したいからどれでも良いので当たってくれ〜」と三機種全てに招待登録していたのだが、ようやっとEchoの招待メールが届いた。
既にGoogle Homeが2台にEcho Dotも持っている状態なので過剰も過剰。個人的に最もEcho Dotで重宝していたリマインダー機能もGoogle Homeに搭載されたので、実のところそこまで積極的に買う理由は無かった。
だが、先日のKindle読み上げ機能の存在が自分にとってかなり大きくて、寝室とリビングどちらでも朗読を聴けるようにしたいということでガジェット的な興味もあって買ってみた。
ハードウェア
レビュー記事は散々出回ってるので外観的な話はザーッと並べるだけに留める。
- Google Homeとほぼ同サイズ
- Google Homeが500g弱なのに対してEchoは800g強、手で持ってもズッシリ感
- (主観によるけど)全面がファブリック素材でEchoの方が高級感ある
- Dot同様にボタン式の操作面なのでGoogle Homeのタッチパネルより操作しやすい
この重さは殆どスピーカー分だと思われる。個人的にはそこまで音に拘りがある方ではないけれど、ググった感じではEchoの方が音質の面では評価が高そう。
Kindle読み上げ機能のEcho Dotとの比較
そんなこんなで本題のKindle読み上げ機能。
前回はリリース直後ということでコンディションが整っていなかったのではと思い改めてEcho Dotで朗読させてみたものの、
- 完全に止まってしまう頻度は減った
- ロード待ちと思しき停止が数秒入る現象は今だにある
といった感じ。特に文章の途中でロード待ちが入ってしまうと文意が掴みづらくなってしまって厳しい。心なし頻度の面では改善してる気はするものの、まだストレスには感じる。
そんなわけで、全く同じ本を今度はEchoに読ませてみると、
- 稀に完全に止ることがあるのは同様
- ロード待ちと思しき停止はあるものの、こちらはほんの一瞬
と、ロード待ちではそれと分かるレベルで差があった。こちらは読むテンポに若干の違和感を覚える程度で収まっている。
完全に同じ通信環境(なんであればEchoの方が一部屋分アクセスポイントから遠い)にも関わらずなので、前回クラウド側の都合なんじゃないかと予想していたのだけれど、どうやらいくらかは端末側の性能による部分もあったようだ。
というわけで、朗読機能が主目的ならEchoの方がおすすめかもしれない。
Amazon Echo (Newモデル)、チャコール (ファブリック)
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ちなみに今回読み比べに用いたのは『Gene Mapper -full build-』。
特に狙ったわけではなかったのだが、劇中の声でワークステーションを操作する感じはスマートスピーカーっぽいし、アバター会議の様子はVR Chatのようで、現実がSFの後追いをする形になっていて興味深い。
- 作者: 藤井太洋
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