そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

『プロメア』感想

去年はアニメ映画ラッシュだったんだけど、時間的にも精神的にも余裕がなくて残念ながらスルーしてしまった中の一作。 いつの間にかPrime Video入りしてたんで、せっかくだから配信期間が終わらないうちにと鑑賞。

プロメア

プロメア

  • 発売日: 2020/05/24
  • メディア: Prime Video


エッジの効いたアニメ表現にアツい展開、そして物語のコアの部分にSFネタありと、グレンラガンやキルラキルのエッセンスを感じるトリガー(というか今石洋之・中島かずきタッグ)らしさが溢れる作品になっていた。

立場を超えた理解からのライバルとの共闘、人類の救済、ロボット(!)、異種知性体(!!)・・・ 物語が進むにつれて話のスケールがぐんぐん広がっていく気持ちよさがある。

そんなわけで十分に質は高いし手堅く面白い感じはあるんだけど・・・ いかんせん過去作のTVシリーズの濃厚な展開を知っている身からすると劇場版の尺はあっさりに感じられるし、何より話運び自体は既視感があって「新鮮な驚き」は薄くて、抜群に惹かれるものがあるかと言われるとそれも無いかなーという感想。

トリガーの紹介作品というべきか入門作品というべきか、そんな印象を受けた。

劇場版SHIROBAKO感想

コロナウィルスが猛威を奮ってる昨今なわけで劇場で観るのはスルーしようかと思っていたのだけど、午前回だからとか翌日が映画の日だとか特に劇場挨拶がない映画館だとかで思いのほか席に空きがあったので公開日に観に行ってきた!

shirobako-movie.com


舞台はTVシリーズの終わり、苦難を乗り越え『第三飛行少女隊』が完成を迎えてから4年後。 ムサニも順風満帆・・・といけば良かったのだが、不穏な予告から察せられるようにエンターテインメント業界の栄枯盛衰の荒波に飲まれていた。

ある者は独立しある者は後進を指導する立場になり・・・4年の歳月は否が応でも宮森たちを成長させた。 一人前に仕事をこなして稼げるようになり確固たる立場もできて、でもふと思う「かつての夢に近づけたのだろうか?」という疑問。

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『JOKER』感想

19年に観た映画の中でも外せないのが『JOKER』。実は去年観た段階で感想を書こうとして上手くまとまらなかったんだけど、年も変わったということでリトライしてみる。

ジョーカー ブルーレイ&DVDセット (初回仕様/2枚組/ポストカード付) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2020/01/29
  • メディア: Blu-ray

福祉や格差がテーマになってて正直「あざといな」とも感じたものの、それでも考えさせられるものは一杯あったし何より映像表現が素晴らしかった。

近年のDC作品はMCUの成功を意識してか無理に陽キャっぽい作風にして空回りしてる印象を持っていたので、こういうじっくり考えさせられるドシリアスな作りに回帰したのは個人的にはすごく嬉しいですな。

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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』感想

ついに完結したスターウォーズ続三部作(って言うらしいですね)。これまでのシリーズを観てる以上はスルーできないというわけで観に行ってきました!

starwars.disney.co.jp

レイアの元でジェダイとしての修行を積み潜在能力を伸ばすレイ。一方、シスの師であるスノークを倒したレンは銀河を支配する野心を燃やしていた。

興行収入が振るわないとか批評家の評価は低いとかいったマイナスの情報を目にする反面、周囲の同僚の評判は上々そう。(あとは昨今のディズニー映画特有の問題としてTwitterの感想が観測しづらいんだよね)

で、僕の感想はというと・・・イマイチかなーと思ってしまった。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』感想

 アベンジャーズ作品に限らずヒーロー大集合ものって大味になりがちで個人的にはそんなに好きでは無かったんだけど、今作に関しては力技で個別のドラマを綺麗にまとめるという離れ業をやってのけていて驚いたやら感動したやら。

marvel.disney.co.jp

 かくてサノスの野望は成就し、あらゆる生物の半数が消滅。生き残ったヒーローたちは再びサノスに挑むも、既に6つの石は失われていた。

 倒すべき敵も希望も失ったまま数年、皮肉なことに地球には平穏が訪れた。幸運にも生き残った者たちのささやかな生活、争いのない静かな世界。

 だが、そこにアントマンが「帰還」したことから彼らは現状を覆す糸口を見出す。「今の幸福」のために踏みつけられた者がいたことを決して忘れないのがヒーローなのだ。

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『スパイダーマン:スパイダーバース』感想

 観たいと思う映画の公開時期というのは不思議と重なるもので、時間と体力を勘案すると取捨選択しなきゃいけないのが辛いところ。さて今回はアカデミー賞受賞で話題の『スパイダーマン:スパイダーバース』を4DX3D・吹き替えで鑑賞。

www.spider-verse.jp

 鬱屈した生活を送る少年マイルス・モラレスは、ふとしたきっかけで"お馴染みの蜘蛛"に噛まれて能力を得てしまう。勝手に手足がくっつき離れない、そんな制御も覚束ない状態ではまともに日常生活も送れない。戸惑ったマイルスは蜘蛛を探しに行くのだが、その先で偶然にもスパイダーマンとヴィランの戦いに巻き込まれてしまう。

 恐るべきヴィランたちを従え、時空を歪める実験を行うキングピン。その力の前にスパイダーマン=ピーター・パーカーも倒れてしまう。ピーターは死の直前、マイルスにキングピンの野望を阻止する鍵を託す。

 特殊能力を得たとはいえただの少年、巨悪に立ち向かう術もない。そんな途方に暮れるマイルスの前に現れたのは、もう一人の"ピーター・パーカー"だった・・・

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『アリータ: バトル・エンジェル』感想

 SF好きとしては見逃すわけにはいかないということで4DX3D・吹き替え版を鑑賞。

www.foxmovies-jp.com

 空中都市ザレムからの廃棄物にまみれたくず鉄の町アイアンシティ。そこで医師を営んでいたイドは、ゴミ山の中に生きた少女のサイボーグの頭部を見つける。

 イドは彼女をアリータと名付け大切に育てようとするも、その意図に反してアリータは高い戦闘能力を発揮してしまう。

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