そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

『喰霊-零-』感想

 「ガレイ」というタイトルが人気らしいことは耳にしたことがあったけど、それが字面として「喰霊」に結びつかなかったので後になって本作のことだと気付くなど。

「喰霊-零-」 Blu-ray Special BOX

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 美人姉妹・セーラー服・日本刀・オカルトと、ジャパニメーションの当たりどころをあざとく詰め込んだ作品。でも単にあざといだけじゃなくて絵は綺麗だしOP曲が実に合っていて、なるほど評判も頷ける。

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『十二大戦』感想

 続々と秋アニメが最終回を迎えてるけど、最初に完走した作品。

十二大戦 ディレクターズカット版 Vol.1 [Blu-ray]

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 ヒットメーカー西尾維新の原作ということで放送前は実は結構期待していたんだけど・・・

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2017年一番良かった《映画・ドラマ・アニメ》

 ちょうど良い感じのお題が出ていたので乗っかってみる。

#2017年一番良かった《映画・ドラマ・アニメ》

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映画

 何観たっけなと思ってブログのカテゴリーから見てみると、今年はアメコミ映画やらアニメ映画やらで盛りだくさん。

映画 カテゴリーの記事一覧 - そんな今日この頃でして、、、

 特に一年半待った『虐殺器官』やファンとしては外せない『ブレードランナー2049』なんかは色々語りたくもなるけど、「今年っぽさ」ということで個人的にイチオシしたいのは『ハードコア』である。

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 全編をGo Proによる一人称の視点で撮影した実験的な作品。だが、そんな表現の目新しさだけに留まらず、SFファンのツボを抑えた脚本に抜群にセンスの良いBGMなど、とかく観ていて「おぉ!」と感嘆してしまう一作だった。


ドラマ

 ドラマという枠でいえば個人的には『NARCOS』一択。

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 Season1の冒頭でマジックリアリズムの話が出るが、麻薬王エスコバルの正に現実離れした大立ち回りには驚かせられた。莫大な富を背景として硬軟織り交ぜた手管で民衆を懐柔し権力者を従わせる。これを追う側も汚職やら組織間の利害関係やらで一筋縄ではいかない。

 続くSeason4ではメキシコが舞台になる予定だったのだけど、果たしてどうなることやら・・・


アニメ

 今年のアニメといえば、これはもう『けものフレンズ』しかあるまい。

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 最初はいかにも低予算なCGや深夜帯らしからぬ作風へのネタ的な盛り上がりだったものの、それが次第にキャラクターの素朴さや考察欲を刺激される話運びに魅了されていった。また物語と同時にたつき監督の作品作りへの姿勢にも非常に好感を覚えた。

 そんなわけで二期の監督降板騒動には驚かされたやら悲しかったやら。ファンとしては単なるアニメシリーズの二期というだけでなく、一人のクリエーターの努力が報われるところが観たかったという思いもあるわけで・・・「話し合いが持たれる」というところから続報が無いあたり、やっぱり厳しいんだろうなという気がする。

『ガールズ&パンツァー 最終章』一話感想

 本日ついに公開となったガールズ&パンツァー 最終章の第一話。いずれ出る円盤は間違いなく買うので劇場で観るべきか迷ったのだけど、好きなコンテンツには積極的にお金を落としていこうということで観に行ってみた。

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 ガルパンの物語としてはTV・OVA・劇場版と廃校の危機ネタを消化し、西住みほ率いる大洗は競技・戦車道の頂点に立ってしまった。なまじ劇場版が総決算として最高の出来だった手前、これ以上どう話を転がしていくんだろうかという不安もあったのだけど、まさかの「新たな戦う理由」に新たな仲間・これまでと違った方向の戦車戦と、新章の導入としては安心感を持てる出来だったと思う。

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アニゴジこと『GODZILLA 怪獣惑星』感想

 CGアニメ作品として製作されたアニゴジこと『GODZILLA 怪獣惑星』を観に行ってきた!

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godzilla-anime.com

 作品発表の段階では、SFっぽいビジュアルに「怪獣という題材は都市と対比してこそ映えるものなのに?」と疑問に思い、更によくよく読んでみると異星の種族が2つも出てくるという設定過多具合に正直なところ不安な気持ちを抱いていた。だが、先んじて発売されていた前日譚にあたる小説『GODZILLA 怪獣黙示録』が思いの外面白かったこともあって劇場に足を運んでみることにした。

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(これを読んでいたか否かで本作の世界観を飲み込める度合いがかなり変わりそうだなーと思う。一応作中でも経緯は語られるけど、かなり駆け足だったし。)

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『メイドインアビス』感想

 ここのところアニメの感想で毎回のように「可愛い絵柄の割に」みたいなことを書いていて、むしろ僕の感性が世間についていけなくなっているのではと密かに不安に思っているのだけど、この作品に関しては自信をもって「可愛い絵柄の割にエグかった」と表現できる。

 奇怪にして危険な生物の潜み、上昇時には「呪い」と呼ばれる人体への影響が現れる巨大な縦穴「アビス」。そのアビスへと挑み、人類の科学レベルを遙かに超えた「遺物」の回収を生業とする探窟家たち。

 孤児院に暮らすリコは少年型ロボットのレグと共に、偉大なる探窟家だった母ライザを探しにアビスの底を目指すのだった。

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アニメ『セントールの悩み』感想

 夏アニメでは全くノーマークだったのだけど「すごい」という話を目にして観てみたら確かにすごかった!

セントールの悩み 1巻 [Blu-ray]

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 人馬、翼人、有角人といったファンタジーものであれば亜人(=人に似て非なるもの)と分類されるような種族が、いわゆる人間がいない(=代わりに「人間」の定義が広い)世界で共生社会を築いているという独特の舞台設定。その世界で人馬の姫乃、竜人の希、角人の羌子を中心とした女子高生たちの日常を描いた作品である。

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