Macbook Pro 15-inch(2017)買ったった

　「買ったった」と書いたけど実は８月の夏休み時期に買ったので４ヶ月ちょい使っての感想ということになる。

　最近だとWindowsノートにLinux入れて「脱Mac」なんて話もちょいちょい見かけるけど、学生ならまだしもくたびれたオッサンとしてはドライバだのハードウェアの相性だのといったことで四苦八苦する気力は無い。（Windows Subsystem for Linuxも面白いけどまだ実用にはキツイと思うんだよね。一昔前にUbuntuをプリインストールしたノートをメーカーが販売してた時期があったけど、最近はめっきり見かけなくなっちゃった。）

　前の2016モデルはかなり問題が多かったみたいだけど、そのへんも出尽くして改善されただろうということで思い切って2017モデルを買ってみたのだった。

モデル選定

　Touch Barはあまりの不評っぷりに忌避感すらあったんだけど、プロセッサの性能とかポート数とかを考えると無しモデルを選ぶのも損な感じがするので致し方なくTouch Bar搭載モデルで。

　CPUが多少遅かろうが我慢できるしストレージも何とでもなるけどメモリは足りない状況になると使用に耐えない。後から増設もできないので上限の16GBにしようと思い13インチにオプション付ける方向で考えていたんだけど、そのあたりを盛ると15インチモデルとほとんど価格差が無くなってしまった。

　正直15インチは僕の用途にはオーバースペックなんだけど、そこまで外に持ち歩く機会は無いし、サブディスプレイ付けないで使う分には画面が大きい方が良いかということで15インチの下位モデルに決定！

Touch Bar

　そんなこんなで話題のTouch Bar。

　Vimmer的には最初は何度もESCを押そうとして小指がスカってイライラしたけれど、そろそろCtrl+[押しにも慣れてきた。ファンクションキーは元々そんなに使わないタイプだったので特に問題なし。

　一方で何か利便性を感じるかというと・・・そもそも普段使っててあの位置に視線が行かないんだよね。困りはしないけど有り難みも特に無い。何かしらアプリを入れてみようという気持ちも湧かなかった。

　そんなTouch Barの右端に電源ボタンとして搭載されているのが指紋認証のTouch ID。パスワード入力の手間を削減できるという売りではあるんだが、これも再起動時は普通にパスワード求められるしそんなに高頻度でストア行かないしで、意外と指紋認証で解決出来る場面が少なくて存在感が薄い。

キーボード

　職場で2015モデルを使用しているので顕著に感じるところだけど、2017モデルはキーストロークが浅い。これまでのキーボードのつもりで叩くとタイプ音が響く！

　ただこれも使っている内にうまい力の入れ具合に適応できてきて、違和感なく打鍵できるようになってきた。

　バタフライ構造の恩恵で昔のモデルに比べるとキーのガタツキが無いのは良いですな。

USB Type-C

　Touch Barの他に前モデルからの特徴といえばUSB Type-C。外部接続から電源まで全てこれで賄おうという意欲的な設計である。

　MagSafeのサッと付け外しできて無理な力がかかると外れてくれる感じは秀逸だと思っていたんで無くなったのは惜しいけど、左右どのポートからでも給電できるというのはコードの取り回す上で楽で良い。

　一方でカードリーダーから何からType-C製品が乏しい現状ではType-A端子が無いのは実際問題として不便なことこの上ない。致し方なく一体型のハブを買って取り付けている。

サンワダイレクト Macbook専用 Type Cハブ USB3.0ハブ / 3ポート microSD / SD カードリーダー付 400-ADR306S

　これ↑若干浮きがあるのが気になるんで、もう少しピッタリした寸法のがあれば乗り換えたい。

１５インチRetinaディスプレイ

　昔使ってたMacbook Airも職場のMacbook Proもずっと13インチだったんだけど、そこからすると15インチの大きさはものすごく余裕を感じますな。

　ターミナル開きつつブラウザで確認みたいな使い方が多いんだけど、実用的なサイズでウインドウを並べられるのは快適。

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　そんなこんなで個人的には特に不具合にぶつかることもなく快適に使用できている。世間的にも2017モデルで不具合があったという話はそんなに見かけない(まあ前モデルが多すぎたけど)し、熟れて来たということなんじゃなかろうか。

アップル MacBook Pro 15インチ Touch Bar モデル: 2.6GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ MLH32J/A