「岡田麿里が監督やってる」ぐらいしか情報を仕入れずに観に行ったんだけど、いやー、良かった。
まだ僅かに伝説が生きる世界。子供の姿のまま数百年を生きるイオルフの民は、人里離れた地で布を折り暮らしていた。
だがある日、その長寿の血脈を狙う帝国メザーテによって村は滅ぼされてしまう。
辛くも逃げ出した少女マキアは、その道中で野盗に襲われ親を亡くした赤子を見つける。似た境遇から捨て置けず、エリアルと名付けて母になると決意するマキア。
しかし、人の時間軸の中でイオルフの民が生きるのには、ましてや人の子を育てるのには多くの困難が立ちはだかるのだった。
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2018/02/24
- メディア: 大型本
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普段だったらこういう親子愛みたいな大上段に構えた「良い話」にはあまり惹かれないというか、なんであれば避けるぐらいなんだけど、本作には非常にグッと来るものがあった。
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