そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

『パシフィック・リム アップライジング』感想

遂にあの『パシフィック・リム』の続編が公開!今回は気合を入れて4DXを選択。普段ならだんぜん字幕派なんだけど、4DXの迫力を全身で受け止めるために吹き替えで観てきた!!

f:id:blue1st:20180415025248j:plain


前作は物語的には微妙な部分はありつつも、しかしそれ以上に「往年のロボアニメ的な演出を最新のリアルなCG映像として出してくれた!」という感動がある作品だった。

blue1st.hateblo.jp

で、本作もその魂は継承していて、後述するように色々と難はあるのだけど、それでもロボットアニメファンにとっては美味しい一作となっている。それこそ4DXでアトラクション的に楽しむのに最適な作品だと思う。


尊い犠牲と共にカイジュウを撃退してから10年。世界には今だに痛ましい爪痕が残るものの、人類は地道に復興の道を歩んでいた。

だが、ジェイクは「英雄の息子」という重荷から軍を除隊し、廃墟の街で自堕落な生活を送っていた。スクラップを売ってはその日の食料を手にする自由な暮らし。

そんなある日、ジェイクはイェーガーを自作する少女アマーラと出会う。その出会いが、ジェイクを戦場へと呼び戻すこととなるのだった・・・


崩壊した街とスクラップから組み上げた自作機!いや、物語全体からすると「序盤のくだりはあんまり要らなかったんでは」というツッコミは頷けるところではあるけど、何かこうシチュエーションとしてワクワクするものがあるんですな。

僕はなんとなくガンダムXを連想したのだけど、他にももっと色々適当な作品があるかもしれない。廃墟の世界と巨大ロボとボーイ・ミーツ・ガールは定番ですな。

そこからもロボアニメファンならグッと来る展開が続く。巨大企業の陰謀、合わせ鏡のような同型の敵、暴走する自動制御の量産機!「あるあるー」と思いつつも、それがチープなパロディに成り下がってはいないのが映像の力というもの。


ただ、いかんせん前作と比べると脇役のイェーガーの個性が弱い。前作は防御力全振りのチェルノ・アルファとか3本腕のクリムゾン・タイフーンとか、こう背景に各国の試行錯誤を感じさせられるような異形感あるメカデザインが良かったんですよ。

そこからすると本作はどいつもこいつもお行儀が良すぎる。

おまけにそれに乗る練習生パイロットも描写不足。今ひとつ個々人のキャラクターが掴めないうちに出撃し、誰がどれに乗っているのかを把握する前に撃破され、挙句ドサクサに紛れて誰か死んだけどどんなヤツだったか思い出せない。

色々と事前に主人公の物語を盛った割には特にカタルシスも無くあっさりと動かせちゃうし、ラストも熱くはあったけど、もっとロボットらしい決着の付け方が良かったなー。


そんな感じであげつらうと不満点も出てきてしまうけど、リアルタイムでは4DXの迫力も手伝ってノリで楽しめたのは紛れもない事実。

ロボットアニメファンならぜひ劇場の大画面大音響で、できるなら4DX吹き替えで、この映像アトラクションを楽しんでほしい。