そんな今日この頃でして、、、

コード書いたり映画みたり。努力は苦手だから「楽しいこと」を探していきたい。

小説

『楽園追放2.0 楽園残響 Godspeed You』感想

あまり広く告知されてなかった(?)せいか発売の直前に気づいたのだけど、ちゃんと買えてよかった。 楽園追放 2.0:楽園残響 -Godspeed You-(通常版)出版社/メーカー: ニトロプラス発売日: 2015/09/11メディア: おもちゃ&ホビーこの商品を含むブログ (1件) …

『伊藤計劃トリビュート』感想

「伊藤計劃」の文字を紙面で見かける機会も増え、 来月からは映画が三本連続公開とすっかり一大キャンペーンといった様相の今日この頃。 「わずか数作を出版したのみで早逝」「作品自体が『死』に密接なテーマ性」と作家性自体がドラマチックで否が応でも目…

『know』感想

ライトな語り口ながら「情報と身体性」のサイバーパンク的な想像力に唸らせられるものがあった。 know作者: 野崎まど出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/09/30メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 本作は電子葉というネット接続可能な…

『オービタル・クラウド』感想

僕はやっぱりこの人が描く「テクノロジーの光」が好きなんだなと再認識させられた! オービタル・クラウド作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/02/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る 本作は宇宙テロを題材としたSFスリ…

『ぼくらは都市を愛していた』感想(といえるほど綺麗にはまとまらんかった)

思弁的な作風を得意とする著者ということである意味「警戒」して読み進めていたのだが、 見事に驚かされた。 ぼくらは都市を愛していた (朝日文庫)作者: 神林長平出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/01/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) …

技術書を読む時に便利なブックマーカー

日本版Kindleが開始されて早くも3年目。 小説や漫画なんかはすっかりKindle版があればそっちを優先した買うようになったが、図表の多い技術書なんかは画面サイズの制約もあってまだ紙の方を選択することも多い。 サンプルコードの改行とかが酷いことになっ…

『アッチェレランド』感想、最高にワクワクできるSFだった

アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)作者: チャールズ・ストロス,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/02/25メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 103回この商品を含むブログ (60件) を見る 1999年のヒットソングでは空飛ぶ車を未だ見ぬ未来の象…

最近読んだ本いくつか

『Boy's Surface』 Boy’s Surface (ハヤカワ文庫JA)作者: 円城塔出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (33件) を見る 恥ずかしげもなく正直なところを言えば、僕はこの作品の面白さを完全に…

『ビッグデータ・コネクト』感想

ビッグデータ・コネクト (文春文庫)作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 「ユビキタス」という単語を見かけなくなって久しい今日この頃。 これは多くの国民がスマホという小型コンピ…

『パンツァークラウン フェイセズ』感想

パンツァークラウン フェイセズI (ハヤカワ文庫JA)作者: 吉上亮出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/05/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 『楽園追放 Rewired』にあった前日譚にあたる短編「パンツァークラウン レイヴンズ」を読んで興…

『UNDERGROUND MARKET アービトレーター』感想

他にも読んでる本はあったのだが、読み進める心地良さみたいなものもあり、こっちを先に読み終わってしまった。 UNDERGROUND MARKET アービトレーター作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/03/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ…

『UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース』感想

いかに短い作品とはいえ、通勤時間と昼休みで読み終えてしまったあたり、我ながらこの物語の世界観が相当に気に入っているんだなと実感させられる。 UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/10/25…

『UNDERGROUND MARKET』感想

久々にカッチリした感じのSFが読みたいぜってことで本作を消化。 少ないページ数でサクッと読める分量ながらも、前作同様にガジェットや設定のディティールと展開のテンポの良さに引き込まれた。 UNDER GROUND MARKET作者: Fujii Taiyo出版社/メーカー: 朝日…

『楽園追放 mission.0』感想

本編、ノベライズ、アンソロジー集と追ってきたので、折角だからということで読んでみた。 映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』感想 - そんな今日この頃でして、、、 ノベライズ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』感想 - そんな今日この頃でして…

『翠星のガルガンティア 外伝・少年と巨人』感想

好きなアニメをリストアップするならば、個人的には間違いなく上位に入る『翠星のガルガンティア』。 翠星のガルガンティア 外伝・少年と巨人 (ファミ通文庫)作者: 海法紀光(ニトロプラス),虚淵玄,(カバーイラスト)田代雅子,(挿絵)Production I.G,(キャラク…

『動物農場』感想

オーウェルといえば一般には『1984年』の方が先に挙がりがちだが、あちらは(世界観やガジェットやテーマ性には目を見張るものがあるものの)物語としては正直退屈で読みづらいのに対し、こちらは寓話というフォーマットに落とし込まれていて短く読みやすい…

ノベライズ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』感想

楽園追放―Expelled from Paradise― (ハヤカワ文庫JA)作者: 八杉将司,虚淵玄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/10/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 劇場版は明日から公開。 先に読んでしまうと本編を楽しめなくなるのではないかとい…

「サイバーパンク」と出会おう!『楽園追放 rewired』感想

週末の劇場公開を控え、CMを良く見るようになった劇場アニメ作品『楽園追放』。 個人的には「女性主人公」で「SFアクション」な「劇場公開」「3Dアニメ」というと過去の諸々の残念な作品を連想してしまいどこかネガティブなイメージを持ってしまうが、一方…

歴史を綴るということ、『HHhH プラハ、1942年』感想

特に意識してるわけでもないけど、前に続いてナチス物小説。 『帰っきたヒトラー』感想、「悪」について - そんな今日この頃でして、、、 本作は、ナチの高官ハイドリヒを暗殺する計画"類人猿作戦"の顛末を描いた歴史ノンフィクション小説。 しかしながら、…

『ノックス・マシン』感想。SF的にはちょっと・・・

個人的な注目作『バレットガールズ』の配達をとり逃して、ちょっとやる気がしない今日この頃。 バレットガールズ(初回封入特典:特別衣装セットがダウンロードできるプロダクトコード同梱)出版社/メーカー: D3PUBLISHER発売日: 2014/08/21メディア: Video …

最近読んだ本とか

最近読み終わった『気分はもう戦争』、『越天の空 』上巻、『Self-Reference ENGINE』の感想とか、今見てるロボアニメ『M3』『アルジェヴォルン』『アルドノア・ゼロ』についてとか。 『気分はもう戦争』 気分はもう戦争 (アクション・コミックス)作者: 矢…

『帰っきたヒトラー』感想、「悪」について

久々にSF以外のジャンルの小説でグッと来た。 翻訳小説でありながら文体は非常に読みやすく、主線となっているすれ違いコメディは軽妙で面白い。 そして、ひとしきり笑った後で、ふと考えさせられるものがある。 帰ってきたヒトラー 上作者: ティムールヴェ…

『メタルギアソリッド ピースウォーカー』読んだよー

メタルギアソリッドシリーズのノベライズ最新作、『ピースウォーカー』を読んだのでその感想。 メタルギア ソリッド ピースウォーカー (角川文庫)作者: 野島一人出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2014/04/08メディア: Kindle版この商品を含むブ…

『屍者の帝国』読んだよー

不評なレビューばかり見かけたのでちょっと躊躇してたのだけど、読んでみたら中々おもしろかった。 遺稿を引き継ぎ完成させた物語 本作は、2009年に癌で逝去したSF作家 伊藤計劃が冒頭だけ記して遺した原稿を、友人である円城塔氏が引き継いで完成させた作品…

『メタルギア ソリッド スネークイーター』を読んだよー

メタルギアソリッド3はメタルギア・サーガ内の時系列における一番最初にあたる「ビッグ・ボス」以前の物語であり、その後のストーリーの鍵を握る人物たちのバックグラウンドが明らかになる重要なタイトルであった。 スネークとザ・ボスとの関係性が主軸とな…

『All You Need Is Kill』読んだよー

都内は雪が半端ないですな。 僕は都内で大雪というと226とかパトレイバーとかを連想してしまう程度にはアレゲ脳。 学生時代は本格的な雪国だったんで、それに比べれば量的にはどうってことはない程度なんだけど、路面も歩道も除雪されない分都内で雪が積もっ…

2013年に読んだSF小説

昨年は何かとSFジャンルの小説を読む機会が多かったので、折角なのでまとめてみた。 『一九八四年』 一昨年末あたりに『1Q84』読んだり、なにかとタイトルを見かける機会があったので興味があって読んでみた。 一九八四年 ハヤカワepi文庫作者: ジョージ・…

『言壺』感想

「言葉が思考を規定する」という発想を最初に目にしたのは何の作品だっただろうか。 一見すると、思考するから言葉になるのではないかとも思う。 しかし、そのような思索自体も脳内では言語によって行われている。 こと「意識的な思考」において言語を切り離…